白ピクミンは、テールの方へ向かった。紫ピクミンは、ヘッドの方へ向かった。
こちらは紫ピクミン。
紫ピクミンは、脳天にヒップドロップを何発か食らわせ、混乱させようという、かなり単純な作戦だった。しかし、それはかなり難易度は高い物だった。
紫ピクミンはジャンプの飛距離が低く、ヘッドは高い位置に頭を構えているので、なかなか脳天にヒップドロップが当たらないのだ。
そして、ヒップドロップを失敗した隙には、ヘッドに食べられた。
白ピクミンも、かなり苦戦していた。白ピクの狙いは、とにかくこの蛇王に、自分達を食べさせる物だった。
しかし、ヘッド同様尾を高い位置に構えており、なかなか口に入れることはできない。こっちも、失敗するたび、叩きつけられ、死んでいった。
どちらにしても、ピクミンは不利な状況であった。
「なんとかしないと・・・。」
白ピクの村長は、テールに攻撃を加ながら、攻略方法を考えていた。すると、村長の目に、白い石が飛び込んできた。
「これだ!!!」
村長は、ピカーンと閃き、その白い石を掴み、テールへと思いっきり投げた。
それを見たテールは、白ピクと間違え、大声で絶叫した。
《うわあああ!白ピクだ!!!》
『何?』
テールの叫び声に、ヘッドは一瞬気をとられた。そして、紫ピクミンはその隙を見逃さなかった。
5・6匹の紫ピクが飛び込んでいき、ヘッドの脳天に、強烈なヒップドロップを食らわした。
これにはヘッドもたまらず、失神した。
ヘッドが動かなくなった為、テールも動けなくなる。
「よし!紫ピクよ!さすがだ!」
白ピクたちは口々にそう言うと、何匹かテールの口の中に入っていった。
《やめろォォォ!ア・ア・・・ギャアアアア》
テールが、突然苦しみ始めた。ヘッドも、意識を取り戻した瞬間に苦しみ始め、どたばた暴れ、そして死んだ。
蛇王が動かなくなったのを確かめると、ピクミン達は喜びの声を上げた。
「よっしゃああああ!あの蛇を倒したぞ!!!」
喜んでいる五郎の側に、白ピクの村長が近寄ってきた。
「よくやった。さすが紫ピクの若旦那だ。」
「へへへ。そりゃそうだ。」
五郎が自慢していると、突然、洞窟内がぐらぐら揺れた。
「な・・・なんだ?」
「おそらく、あいつらが暴れたから、洞窟が崩れるんだ!」
「じゃあ早く洞窟からでないと・・・。」
「あそこに間欠泉があるぞ。」
「よっしゃあああ!とりあえずあの間欠泉に飛び込めぇ!」
白、紫ピクは、急いで間欠泉に飛び込み、この奇妙な洞窟からでた。..........