イズミガツオが体当たりしてきた。
茶ピク達は素早く横へよけた。
イズミガツオがこけたので、攻撃をしたが、ダメージはほとんど無かった。防御力と回復力の多さがとりえなイズミガツオには、たった29匹の茶ピクミンなど蚊に刺されたようにしか感じないだろう。
イズミガツオがまた立ち上がり、突進してきた。茶ピク達はまた素早くよけたが、さすがに、皆疲れてきたようだ。
皆のハアハアという音が、村長には聞こえた。
また、イズミガツオがこっちを向いた。しかし、今度は突進ではなかった。その場で小さくジャンプし、這いずりをしてきたのだ。
他の攻撃が突然来たので、茶ピクミンは一瞬とまった。それが命取りになり、一匹の茶ピクが這いずりで吹っ飛ばされ、死んだ。
「くそ!これであと28匹だ!」
村長は悔やみながら、這いずりをよけて言った。村長はだめもとで、もう一回攻撃をしてみた。しかし、ダメージはそれほど与えられず、振り払われた。
恐らく、すぐ回復してしまうだろう。
「だめだ・・・。28匹では勝てない・・・。逃げようか・・・。」
村長がそう言った時、何故か、28匹になってしまった理由を考えてみた。
と、その時。村長の頭に、ピカーンと来た。
「これなら、こいつを倒せるかもしれない・・・。」
村長はそうボソッと言うと、茶ピクたちに言った。
「ワシはちょっと用事があるから、少しいってくる。それまでは絶対に死ぬな。」
茶ピクの
「ええ!」
という言葉を無視し、村長は何処かへ向かった。
それから10分くらいしただろうか。村長が戻ってきた。しかも、後ろに何かがいて、そいつは、村長を追いかけていた。
よく見ると、そいつは黄チャッピーだった。さっきの黄チャッピー。
「何をするんだろう・・・。」
茶ピク達は、木陰に隠れて見ている。
すると、村長は体当たりしようとしているイズミガツオに突っ込んでいったのだ。
「!危ない・・・。」
茶ピク誰もが目を隠した。
その時だった。黄チャッピーの放電が、イズミガツオに当たり、イズミガツオがひるんだのだ。
体力が、ぐんっと下がった。どうやら、イズミガツオは電気に弱いようだ。黄チャッピーを上手く誘導し、イズミガツオは、だいぶ弱っていた。
そして、泉に戻ろうとした時だった。黄チャッピーの突進(放電あり)が
まともに当たり、イズミガツオは、うめき声を出して倒れた。
さらに、イズミガツオに潰されたため、黄チャッピーまでも倒してしまった。一石二鳥だ。
二匹ともお宝を持っており、二つのお宝がきらりと光った。
「ふう、何とか倒したようだな。」
村長はその場で座り込み、安心したような顔をした。..........