皆が、大きな生物と戦っている時、茶ピクミンは、まだ何もしてなかった。お宝を見つけてもいないし、大型生物とも戦っていない。
そんなことより、まだ、一回も原生生物に会った事がなかった。それもそのはず、茶ピクミン達がいるのは、砂漠だったのだ。
ピラミッドのような物はなく、東西南北、どこを見ても何もない。そんな所を、茶ピクミン達は歩いていた。
「はあ、村長、こんな所にお宝があるんですか?」
「それは分からん。しかも、わし達はこんな所は求めていない。この砂漠を通り越すと、多くのお宝が眠っている、ジャングルへと着くのだ。そこへ、わし達は向かっているのだよ。」
「はい。でも、あと、どれだけ歩けばいいのでしょう。まだ、ジャングルなどは見えないですが。」
「そんなん知らん。だが、オニヨンも着いてきてるし、茶ピクミンは土の中のわずかな水分も取り入れれる性質を持っているんだ。水分不足にはならないはずだ。大丈夫、あと少しだ。」
「そう・・・ですかね。私にはそんな風には見えません。」
と、そんなことを言っていると、前から、何かが来た。
しかし、よく分からない。とにかく前から何かが来たのだ。そいつは、どんどん近づいてくる。近づいてくると、だんだん何か見えてきた。そいつは、ヒレだった。魚のヒレ。そいつが、砂を歩き回っている。
いや、違う。砂の中を、何者かが泳いでいる。
「何だこいつは!」
村長がそう言うと、そいつが、顔を出した。
それは、マダイに手足が生えているような物だった。そいつが、こっちに向かって、砂を吐いてきた。
それを、急いでかわす。
「なんだ、こいつは!」
「こいつは、スナマダイです。海を泳ぐのではなく、砂中を泳ぐという魚です。」
「何?もしかしたら、こいつがお宝を持っているのかもしれない。よし!奴を倒すぞ!」
村長が言うと、茶ピクミン達は戦闘態勢をとった。
こうして、スナマダイと茶ピクミン達の戦いが始まった。