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クマチャッピー著 ピクミン労働作戦 - 〜お宝?〜

📚 目次

1 その他 (50ページ)

〜提案〜
└ 第1節
2
〜開会式〜
└ 第2節
3
... 6ページ省略 (p.4〜p.9)
📍 〜お宝?〜
└ 第10節
11
〜火山穴〜
└ 第11節
12
... 36ページ省略 (p.13〜p.48)
〜説得作戦〜
└ 第48節
49
〜砦へ〜
└ 第49節
50
11/50 ページ

 7人の子供が、散歩に出かけた。

「おい。智康。お前家にいなくていいのかい?」

「いいんだよ。だって留守番つまんないんだもん。」

「はは。そうか。ん?あれなんだ?」

 秀喜が、何かを見つけた。丸い物だ。

「これなあに?」

 美咲が、丸い物体を覗いた。

「ねえ、もしかしたらこれがお宝じゃない?」

 奈々が言った。

「そうだ。そうに違いねえ!これはお宝だい!」

 五郎が騒ぎ出した。

「そういえば、昔思考結晶という物があったと聞いたよ。もしかしたらこれが...。」

 英一が言う。

「そうかもしれない。では早速持っていこうぜ。」

 すぐ行動しようとする五郎を、秀喜が止めた。

「待って。これを運んだらどこのピクミンにお金が入るんだ?」

「まあ、行ってみれば分かるんじゃねえ?」

 通が単純な答えを出した。

「それもそうだな。しかもこの丸いの、1人で持っていけるぞ。皆で運んでいこうか。」

 英一がそう言って、皆丸い物に近づいた。と、その時、丸い物体から口が現れた。

「うわ!」

 7人が驚いた次の瞬間、丸い怪物が襲い掛かり、通の頬に当たった。通の頬から赤い血が滴る。

「通!大丈夫か!」

「馬鹿!前見ろ!襲ってくるぞ!」

「うお!」

 秀喜は、一回転して、身をかわした。が、その後ろには奈々がいたのだ。

「きゃああああ」

 丸い物体が奈々に突進してくる。

「危ねえ!」

 上から、五郎のヒップドロップが丸い物体を潰した。

「ふう。危なかった。それよりこれ何なんだ。」

 五郎が言うと、英一がはっとした顔になった。

「そういえば、、先程ホコタテ人が落ちてきたが、奴ら帰っていく途中に、お宝に見せかけた怪物を送った。と、誰かが言っていた。もしやこれの事か?」

「そんな、この星はゴミ箱じゃないのに...。」

 美咲がショックを受けた。

「これから散歩も気を付けなきゃ行けないね。」

「そうだね。じゃあ、また明日、この草原で会おう。」

「そうしよう。じゃあね。バイバーイ!」

 7人はここを、『偽者広場』と皆で名づけた。