7人の子供が、散歩に出かけた。
「おい。智康。お前家にいなくていいのかい?」
「いいんだよ。だって留守番つまんないんだもん。」
「はは。そうか。ん?あれなんだ?」
秀喜が、何かを見つけた。丸い物だ。
「これなあに?」
美咲が、丸い物体を覗いた。
「ねえ、もしかしたらこれがお宝じゃない?」
奈々が言った。
「そうだ。そうに違いねえ!これはお宝だい!」
五郎が騒ぎ出した。
「そういえば、昔思考結晶という物があったと聞いたよ。もしかしたらこれが...。」
英一が言う。
「そうかもしれない。では早速持っていこうぜ。」
すぐ行動しようとする五郎を、秀喜が止めた。
「待って。これを運んだらどこのピクミンにお金が入るんだ?」
「まあ、行ってみれば分かるんじゃねえ?」
通が単純な答えを出した。
「それもそうだな。しかもこの丸いの、1人で持っていけるぞ。皆で運んでいこうか。」
英一がそう言って、皆丸い物に近づいた。と、その時、丸い物体から口が現れた。
「うわ!」
7人が驚いた次の瞬間、丸い怪物が襲い掛かり、通の頬に当たった。通の頬から赤い血が滴る。
「通!大丈夫か!」
「馬鹿!前見ろ!襲ってくるぞ!」
「うお!」
秀喜は、一回転して、身をかわした。が、その後ろには奈々がいたのだ。
「きゃああああ」
丸い物体が奈々に突進してくる。
「危ねえ!」
上から、五郎のヒップドロップが丸い物体を潰した。
「ふう。危なかった。それよりこれ何なんだ。」
五郎が言うと、英一がはっとした顔になった。
「そういえば、、先程ホコタテ人が落ちてきたが、奴ら帰っていく途中に、お宝に見せかけた怪物を送った。と、誰かが言っていた。もしやこれの事か?」
「そんな、この星はゴミ箱じゃないのに...。」
美咲がショックを受けた。
「これから散歩も気を付けなきゃ行けないね。」
「そうだね。じゃあ、また明日、この草原で会おう。」
「そうしよう。じゃあね。バイバーイ!」
7人はここを、『偽者広場』と皆で名づけた。