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ΤΤΧ著 未知なる星の異変 - 〜ガイア〜

📚 目次

1 その他 (1ページ)

無題
└ 〜プロローグ〜
1

2 第1章 異変 (17ページ)

📍 〜ガイア〜
└ 第2話
3
▶ 〜不安〜
└ 第3話
4
▶ 〜彼ら〜
└ 第5話
6
9
11
▶ 〜探索〜
└ 第16話
17
18

3 第2章 現実 (6ページ)

▶ 〜道程〜
└ 第1話
19
▶ 〜S.A.C.B.〜
└ 第2話
20
21
▶ 〜参戦〜
└ 第4話
22
▶ 〜終焉〜
└ 第5話
23

4 第3章 束の間の休息 (3ページ)

▶ 〜準備〜
└ 第1話
25
26
27

6 第5章 剿滅へのオーペルデューレ (3ページ)

〜ガイア〜

第1章 異変 / 第2話
3/41 ページ

「これが・・・ガイア・・・」

 亜空間ワープを終えて亜空間から抜けたコスモの視界には宝石のように美しい青い星がいっぱいに写った。

「綺麗だな・・・」

 そういって見とれていると

『大気圏に突入するので衝撃に備えてください』

 と、スター・ドルフィンに怒られてしまった。

 オリマーの時代ではまだ珍しかったロケットの人工知能システムだが、今の時代では標準装備となっており、無論このスター・ドルフィンにも備え付けられていた。

「あぁ、ゴメン。大気圏に突入してくれ」

『大気圏に突入するので衝撃に備えてください。キャノピーシャッター展開。目標、星都「希望」』

 そのスター・ドルフィンが言うとキャノピーにシャッターがかかり数秒後に強い横揺れが船体を襲った。

 キャノピーが閉じてから数分後、振動が収まったと思ったらシャッターが開きキャノピーに光を反射させ美しく輝く大海原が写しだされた。

「やっぱ生で見るとスケールが違うな・・・」

『このまま自動操縦で希望の着陸基地へ向かいます』

「できれば低空飛行してくれないか?」

『なぜです?』

「もっと近くで海を見たいんだ」

『了解しました。墜落スレスレまで急降下します』

「それはやりすぎ・・・」

 なんやかんやで流線型の船体は高度を下げていき、白波を立てながら高速で海上をはしり始めた。

「やっぱー近くで見ても綺麗だなー」

『そろそろ見えてくるころですよ』

 そういわれ前方を眺めると尖塔と巨大なビルの上部が海面に現れ、数秒後に無数の建物が水平線上に現れた。

「あれが星都こと第1都市「希望」か・・・ホコタテの中規模都市より大きいなー」

『星全体でのプロジェクトの中心部ですからね。これでも小さいくらいじゃないですか?』

 ここでお気づきの人も居るかもしれないが希望とは旧希望の森であり、急激な地殻の大変動により海に面するような地形となった。

『希望の領空圏に入りました。ガイア領土管理省より電波受信。回線開きます』

〔こちらガイア領管省防空課。応答せよ〕

「聞こえます。どうぞ」

〔そちらの所属と機体の登録ナンバー、氏名を〕

 このガイアが一般にも開放されたのはつい最近で未だに緊急事態やテロに備えて厳重な警戒が行われている。ちなみに宇宙から降りてきたロケットは必ず希望へ行って許可を取ってから行動をしないと罰せられるという法律まである。

「ホコタテ運送所属、?27315、コスモです」

〔認証確認。ようこそガイアへ〕

 そういって防空課の男は一方的に無線を切った。

「んー噂には聞いてたけど一々やってたら面倒くさいね」

『今のやり取りを機体から電波を飛ばして省くシステムを軍隊は導入しているそうですけど、一般に普及するのは何年後でしょうね』

「ほんと、ホコタテ軍は何やってるんだか。ところで、着陸地点はどんなところ?」

『中心部に近いところです。物資を届けたら観光してみてはどうですか?』

「そうさせてもらおうかな」

『亞音速飛行から減速開始します。このまま都市に侵入したら航空法にひっかかってしまいますので』

「法律って面倒だね」

『そんなことを言っていては無法地帯になってしまいますよ』

「それもそうか」

『都市の上空へ入りました。これから着陸態勢に入ります』

「了解」

 こうしてスター・ドルフィンは着陸態勢に入り、着陸基地(所謂駐車場)へと降り立った。