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ΤΤΧ著 未知なる星の異変 - 〜はじまり〜

📚 目次

1 その他 (1ページ)

無題
└ 〜プロローグ〜
1

2 第1章 異変 (17ページ)

📍 〜はじまり〜
└ 第1話
2
3
▶ 〜不安〜
└ 第3話
4
▶ 〜彼ら〜
└ 第5話
6
9
11
▶ 〜探索〜
└ 第16話
17
18

3 第2章 現実 (6ページ)

▶ 〜道程〜
└ 第1話
19
▶ 〜S.A.C.B.〜
└ 第2話
20
21
▶ 〜参戦〜
└ 第4話
22
▶ 〜終焉〜
└ 第5話
23

4 第3章 束の間の休息 (3ページ)

▶ 〜準備〜
└ 第1話
25
26
27

6 第5章 剿滅へのオーペルデューレ (3ページ)

〜はじまり〜

第1章 異変 / 第1話
2/41 ページ

〔今日ホコタテ時間未明、ガイア調査隊の開拓調査で、新たな原住生物が確認されました。これはオリマー日誌に記されてはいるものの、今日に至るまで発見されていなかった【ヘラクレスオオヨロヒグモ】と称される個体で、地下深くに潜んでいたところをガイア調査隊により発見されました。強力な火器を持って攻撃を行ってきた模様ですが、数分後に駆けつけたガイア特別防衛隊の活躍により無力化、付近の研究施設へと輸送されました。今回の件での負傷者は3名、内1名は重体、死者は2名となっており、ガイア特別防衛省のグスタフ・オルガ大臣は「危険度Sという危険生物が相手だったとはいえこれだけの被害を出したのは非常に遺憾。犠牲者の冥福を祈る一方、防衛隊の指揮を整えなおしたい」と発言。このガイア特別防衛省においては捕獲した原住生物をどうしているのか。急激な領地拡大は生態系維持法を害しているのではないか。といった指摘が多くされており今回の件も新たな火種となりそうです。続いては・・・〕

 今日も、ガイアでの報道がされている。

 今、ホコタテは異常なガイアブームでこの手の報道番組がひっきりなしだ。

「おじいさんはこうなることを望んでいたのかな・・・」

 そういって僕はリモコンのスイッチを押し、テレビを切った。

 僕の名前はコスモ。なんでもお爺さんの好きだった宇宙から名づけたらしい。そう、おじいさんとはあのキャプテン・オリマーだ。ただ、もう彼は居ない・・・。

 僕はお爺さん、そして父もそうだったようにホコタテ運送で働いている。そして、今日、物資運搬のためあのガイアへと旅立つのだ。これだけ有名なのにまだ行ったことがないので楽しみだ。


ホコタテ時間正午  


 コスモはホコタテ運送の保有する打ち上げ台から愛機「スター・ドルフィン」で広大な宇宙へと飛び立った。

「映像では見たことがあるけれどガイアってどんなところだろう?時間があったらちょっと探索してみようかな?」

 と、期待に胸を膨らませつつスター・ドルフィンの速度を上げていき亜空間ワープへと突入した。

 ワープとは言っても一瞬で着くわけじゃないのでお爺さんことオリマーの調査日誌に目を通すことにした。そこには多くの原住生物の特性や生態で絵を交えて事細かに記載されていた。

「これがさっき言っていたヘラクレスオオヨロヒグモか・・・よく戦えたもんだな・・・」

 そう感心しながらページを捲って行った。すると、

「ピクミン・・・・?」

 ふと、そのページに目が止まった。

「あー、お爺さんが一緒に探検した原住生物だっけ?」

 そう思いつつ横の絵を見てみるとまさしくピクピクニンジンだったが、原住生物に詳しいコスモでもピクミンは始めてみるものだった。なぜなら第一次調査隊派遣(ピクミン2の後)後から暫くして?ピクミンは忽然と姿を消した?ため、絶滅と判断され、熱狂的な原住生物ブームも後押しし、小柄で一匹では非力という客観的には地味な彼らは世間の記憶からいつの間にか薄れ、抹消されてしまっていたのだ。

 このため、世間一般でピクミンという名前すら知らないものすら多く、知っていたとしても架空の生物かそこらだという認識をもつものが少なくはなく、コスモも例外ではなかった。

「架空にしては記述が詳しすぎる・・・やはり噂されていた絶滅説があっていたのかも・・・でもまだどこかに生きている気がする」

 薄っすら居るような気がして、再びコスモはわくわくしていた。


ホコタテ星


「臨時ニュースが入りました。ガイアのストロング・アーム・キャノン・ビートル、通称S.A.C.B.の北部にて展開していた第8機動防衛連隊が突如として消息を絶った模様です。捜索要請を受けた救援部隊並びに近辺の特殊防衛隊が向かって・・・・・再び、臨時ニュースです!第2都市「大水源」の沖合いにて原因不明の巨大津波が発生、襲来した津波により「大水源」でかなりの被害がでている模様・・・・ただいま、眠りの谷上空を低空飛行していた旅客機が消息を絶ったとの情報です!・・・要塞都市樹海のヘソでも異常事態が・・・」