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IS〜深緑の狙撃姫〜 - 誰も人の未来を奪えない!byロックオン

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誰も人の未来を奪えない!byロックオン

第八章 タッグマッチと真の黒幕/不死鳥の影
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「みんな、あのISはスローネ。火力特化のアイン、近接寄りだけどオールレンジ攻撃が可能のツヴァイ、ステルスフィールドを展開するドライよ。三機が連結するとハイメガランチャーを撃ってくるから気を付けて!」

「何であのISの情報知ってるの・・?」


簪の疑問にロックオンは侮辱を込めた笑みで答える。


「ジェノバがあたしの頭にスローネのスペックを送りつけてきたのよ。それと被弾も厳禁。あの粒子はあたしたちの使ってるオリジナルと違って毒性が強いから当たれば細胞劣化を引き起こすから気を付けて!」


こんな話をしながらロックオンはバスターライフルでドライを狙う。

シャルと簪はツヴァイ、一夏とロックオンはドライ、マドカと弾はアインに立ち向かう。

マドカは弾の援護を利用してバズーカをアインに当てていく。


「マドカ!トランザムでハイパーバーストを使え!俺がそれまで持たせる!」

「了解した!・・トランザム!」


マドカはトランザムを発動。


「高濃度圧縮粒子充填・・!」


キャノンを全砲門展開、ダブルバズーカを構える。

ダブルバズーカの銃口に暴力的なエネルギーが溜まっていき、ガンダムフェイスが展開。


「くらえ!」


弾はミサイルを発射、アインはそれを撃ち落とすが弾は目論み通りと笑みをこぼす。


「狙い通りだ!行け!マドカ!」

「ハイパーバースト・・!完全解放!」


蓄積したエネルギー弾が放たれる。

アインはメガランチャーを構え、エネルギーが溜まっていく。

そこへ・・。


「行きなさい!フィンファング!」


ロックオンの放ったフィンファングが妨害、軌道を反らす。

ハイパーバーストがアインを飲み込み、完全消滅。

トランザムが解除され、マドカが一言。


「この攻撃は誰にも止められない・・!」


それを見ていたシャルと簪コンビ。


「やっぱりスゴいな、ロックオン。」

「うん・・。敵味方の識別が出来てるからスゴいね・・。」

「マドカも羨ましいね、僕たちに足りない火力を持ってるから。」


フィンファングはロックオンのジェノバの呪縛によってさらに強化された空間認識能力によりスローネ3機だけを狙い撃ち。

二人はボヤきながらもロックオンのフィンファングで動きが制限されているツヴァイを相手に立ち向かう。


「そのオールレンジはロックオンのサバーニャで鍛えられているから簡単に避けられるね。」

「うん・・ロックオンに比べて動きが単調過ぎる・・。」


ロックオンのビットに比べて動きが単調なファングを鮮やかに避ける二人。


「それじゃ行こっか。」

「・・・。(コクッ)」

「「トランザム!」」


シャルの催促に簪は頷いて返し、トランザムを発動。

ツヴァイは二人の動きを追うが追い付かない。


「このスピードなら!」

「・・倒せる!」


簪は零落白夜を纏ったGNソード改をスレ違い様に切りつけた後、ダガーを投擲。

シャルも移動しながらツインビームライフルを発射。


「まだだよ!」


ビームサーベルで切り抜け、離れた位置に陣取る。


「今は躊躇いを捨てる!」

「・・・。」


簪は離脱、シャルは両腕のビームサブマシンガンを展開。


「これで倒れて!」


ビームサブマシンガンを乱射、それを受けたツヴァイは落下しながら火花を上げて壊れる。


一夏とロックオンはドライに立ち向かう。


「リボーンズキャノン!」


前後を変形させて砲撃特化のリボーンズキャノンに。


「これで!」


フィンファングから放つGNキャノンを乱射。

ドライは接近戦はできないと判断して接近しながらビームガンを撃ってくる。

だがそれはロックオンの罠。


「甘いわ!・・リボーンズガンダム!」


ロックオンは前転宙返りをしながらビームガンを回避、リボーンズガンダムに変形。


「ジェノバ!あたしはあたし!・・トランザム!」

「誰も人の未来を奪えない!」


ロックオンはトランザムを発動、落下の勢いを利用してドライを踏みつけた後、一夏がバスターソードで切り抜け、ロックオンが大型ビームサーベルで切り上げ、打ち上げる。


「あたしはミーナ・スカーレットの娘・・セリス・スカーレットだ!」


切り上げた所を下に入り込み、バスターライフルを最大出力で放つ。


「ラストシューティング・・!」


強力なビームがドライを貫き爆発と同時にトランザムを解除。


「お前ら・・!よくもジェノバ様の崇高な理念を汚したな!」


そこへバスターソードを構えたツヴァイの発展型・アルケーがロックオンに襲ってくる。


「ロックオン!」

「大丈夫。こいつはあたしが決着をつける。」


操者はジェノバに体を委ねた男性のようだ。


「ジェノバの理念は間違ってる。ISがなければ全ての女性は男性と何も変わらない。そんな簡単な事がなんでわからないかな。」

「篠ノ乃束の作ったISで生まれた世界!ジェノバ様はそれを影から見守っていてくださった!」


男性はバスターソードを振り回すがロックオンはビームサーベルで受け止める。


「篠ノ乃束は確かに天才であるけど、人格破綻者でもある。篠ノ乃束は性格はどうであれ狭い地球のはるか向こう・・宇宙を見据えてISを作った。それをあんたたちは兵器として転用した。」

「それの何が悪い!?」

「おまけに都市伝説である仮面ライダーの存在が気にいらなかった。それはそうよね。IS至上主義であるあんたたちにとって仮面ライダーは男でも扱えるから脅威でしかなかった。ISでは怪人たちには歯が立たない。そこであんたたちは仮面ライダーの捕獲を命じ、自分の戦力にしようとしていた。あわよくば解析して量産することで更なる利益を得ようとしていた。」


男性はファングを射出、ロックオンもリボーンズキャノンに変形、フィンファングを射出。


「仮面ライダーは我らの理想を大きく歪める力だ!」

「女性が優位になった世界で怪人による犯罪が増えていることに気づいてる?」

「知ったことか!」

「そう・・。」


ロックオンはファングを全て落とし、エグナーウィップを射出、それがアルケーに突き刺さると高圧電流が流れ一時的に機能がマヒする。


「ぐわあぁ!う、動かん!」

「避けてもいいよ?出来るものならね。」


フィンファングにエネルギーが集束、照射ビームを発射。


「バ、バカなあ!」


痺れているアルケーを飲み込み地上に墜落。

射線上にいたジェノバも照射ビームに飲み込まれて蒸発。

どうやらジェノバは絶対防御を越えるようにリボーンズガンダムを作ったので男性は消し炭になった。

ロックオンは右人指し指をぶち抜いてできた天井の穴を指差しながら言う。


「ジェノバ・・。今も戦っているライダーの一人・・仮面ライダーカブトの天道総司さんが言ってた。・・この世に生けとし生きるもの、全ての命は皆等しい・・ってね。この世界で神を名乗りながらそんな簡単な事を理解できなかったあんたが生きる世界ではなかった。」


ロックオンはリボーンズガンダムとジェノバの呪縛を解除、ブチブチと待機状態であるネックレスを引きちぎる。


「一夏、お願い。・・ふっ!」

「・・・。」


ロックオンはそれを上に投げ、一夏は何も言わずにライフルで破壊する。

ここに世界の歪みの元凶・IS委員会は壊滅、ロックオンたちは手分けして施設を調べる。


「たぶん母さんと戦った時に徴集した太陽炉やスローネのデータが入ってる・・。疑似太陽炉はこの世にあってはならない・・。」


ロックオンはパネルを操作して疑似太陽炉やスローネ系統のIS、リボーンズガンダムといった全てのデータを消去した。


「終わったね。」

「・・あたしは処罰を受けるだろうね。それだけの事をしたんだから。」


ロックオンは笑顔だった。

それは強がりではなく、心からの笑顔。

一夏たちは学園に帰還。


「さて、ストラトス。言い分はあるか?」

「・・ありません。理由がどうであれ、あたしは仲間に銃を向けた・・。どんな処罰も受けるつもりです。」


千冬はロックオンの顔を見て嘘偽りないと判断。


「まあストラトス姉は不測の事態に巻き込まれた。被害者は許すと言っている。それを考慮して反省文20枚だ。」

「・・わかりました。早速書いてきます。」


ロックオンは涙を流しながら部屋を後にした。

これでミーナの敵討ちは終了。

あとはラグナの命を奪った者との戦いが残っている。


どこかの部屋


「フフ、可愛い・・。ラウラ。」

「あ、うう・・。やめろ・・。」

「おかしいなぁ、嫌がる割りに体は正直だよ?」

「うああ・・!」


ホロスコープスの一人・牡牛座のタウラスが杖を用いてラウラの快感度を高めて弄んでいた。

タウラスがスイッチを切ると現れたのは銀髪を右が長くて左が短いツインテールにした少女。

彼女の両目はラウラと同じ金色の目をしていた。


(ラウラの全ては私の物・・誰にも渡さない・・!)