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IS〜深緑の狙撃姫〜 - 通りすがりの堕天使メイドよ、覚えておきなさいbyロックオン

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通りすがりの堕天使メイドよ、覚えておきなさいbyロックオン

第四章 夏休み/最強と最狂
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日本・神社


帰国後、ゆったりと過ごしていたが祭りがあることを思い出し、一夏はここへ来ていた。


「一夏、ロックオン。待たせた。」

「一夏さんとロックオンさん、どうもです!」


ロックオンと一緒に待っていると五反田兄妹がやってきた。

ロックオンはアイルランドで経営のノウハウの勉強のために残り、今日シャルと共に帰国してきた。


「じゃあ行こうか。」


食べ歩いたり、射的などで遊んだりして楽しい時間を過ごす。

その際、ロックオンが高額景品を狙い打つものだからおじさんが泣きを見たのは余談である。


翌日


この日ロックオンはシャルとラウラと一緒にショッピングに出掛ける。

ラウラの日用品を買いにいくためだ。

一通り買い物を終え、カフェテリアでランチを食べていた。


「評判のお店だけあって美味しいね。」

「うむ、・・ん?」


ラウラがテーブルに突っ伏している女性を見かけ、声をかける。


「いきなり声をかけてすまない。何かあったのか?」

「うん?・・!?キターー!」

「うわ、何!?」


ラウラを見るなり勢いよく立ち上がる女性と大声を上げた事に驚くシャル。

さらに女性は後ろのロックオンたちを見てギラギラと目を光らせる。

そしてこう言った。


「お願い!うちの店を助けてくれないかな!?」

「は?」


喫茶店


「何でこうなったの・・?」


ボヤくミニスカで所々破けているメイド服のロックオン。

動く度に揺れる豊かな胸、ミニスカから伸びるスラッとした健康的で長い脚がなんともそそり破けている服から覗く白い肌はイヤらしさは全く感じさせない。


「いいなぁ、ロックオン・・。スタイルいいし、可愛いし・・。」


羨ましがるのは執事服を着たシャル。

かつての貴公子を思い起こすかのように着ている。


「ロックオン、お前本当に戦場で生きてきたのか?その姿を見てる限りそうは見えないが・・。」


そう言ったラウラはベーシックなメイド服を着ている。

たどたどしいがそこがいいらしい。


「お帰りなさいませ、ご主人様☆」

「お帰りなさいませ、お嬢様。」


何だかんだ言いつつちゃんとメイドと執事をこなす三人。

そんな三人に指名が集中。


「あのメイドスタイルいいし、可愛いよね?」

「あの執事も貴公子って感じでいいよね。」

「あのメイドも〜初々しくてよくない?」


そこへ・・。


「おとなしくしろ!」


近くで銀行強盗を行ったグループが乱暴に入ってきた。

途端にお客はパニックになる。


(二人とも、ここはおとなしくしましょう。)

(うん、わかった。)

(了解した。)


三人はアイコンタクトで会話を行う。


「完全に包囲した!おとなしく投降しろ!」


外では警察が呼び掛けを行っていた。


「いつの時代の呼び掛けよ・・。」

「これでおとなしく出るわけないのにね・・。」


ロックオンとシャルは警察の対応の仕方に突っ込みを入れる。

するとグループの一人がラウラを指差す。


「おい、お前!」

「私か?何の用だ?」

「何か飲み物を持ってこい!」


ロックオンはそれを聞き、ラウラとアイコンタクトを交わす。


(隙を作って。)

(了解。)


ラウラはお冷やを男の前に持っていき・・。


ダン!


お冷やの入ったグラスを叩きつけた。

お冷やが飛び散り男を濡らす。


「飲め。」

「てめぇふざけんな!」


男が銃を構えた瞬間、ロックオンが飛び出し銃を持った手を下に向けて銃口をずらし、裏拳で顔を殴り男を気絶させる。


「お客さま、当店では銃器や刃物の持ち込みはご遠慮願います。」


笑顔でロックオンは言う。

その笑顔を見て男は怒りナイフを構える。


「ふざけんなー!」

「では、強制退店とさせていただきます。お覚悟を。」


男はナイフを構えて襲って来る。


「オラッ!」

「ふ、たぁ!」

「ぐぼぁ!」


ロックオンはそれを避け、スカートの中が見えてしまうにも構わず上段回し蹴りを決める。


「ふぅ、全く。」


シャルとラウラも男たちを拘束、警察に引き渡す。

客の一人が名前を聞いてきた。


「あの、あなたの名前を聞かせてもらってもいいですか・・?」


ロックオンは一瞬キョトンとなり、笑顔でこう答えた。


「(士くん、セリフ借りるわね。)通りすがりの堕天使メイドよ、覚えておきなさい。」


翌日の新聞には回し蹴りを決めるロックオンが一面で飾られた。


「ふふ、派手にやり過ぎたかな?」

「メイド服を着たかったな・・。」

「あら、シャルの執事姿もよかったわよ?・・さて、今日から二学期。頑張りましょうね。」

「うん!」


ロックオンとシャルは朝食を終えて教室へ向かう。

二学期が始まり、どんな生活を送るのだろうか・・?