ピクミンの星でのお宝探しを終えてから、約四年の月日が流れた。
ホコタテ運送は経営を再開し、人々の信頼も取り戻した。
オリマーの生活も、ピクミンと出会う前に戻りつつあるときだった。
社「え〜、ホコタテ運送社員の諸君。君たちはこれまでよくがんばってくれた。なので、今日からしばらく全社員に長期休暇を与える。わしが帰ってきた次の日に再開する。以上!」
社長の社内放送が鳴り響き、社員が一斉に帰宅を開始した。
オリマーがホコタテ運送を出ようとした時、後ろから社長とルーイが声をかけてきた。
社「オリマー君、君はこの休みをどう過ごすつもりかね?」
オ「家族とのんびり過ごす事にします。」
社長の問いかけにオリマーはすんなり応じる。
社「・・・、それは君が心から望んでいる過ごし方なのか?」
オ「えっ・・・」
社「またあの星に行きたいんじゃろう。」
オ「!!」
社長の予想は的中した。
オ「しかしあの星に行くことによって、私は家族にたくさんの迷惑をかけてしまう。だからこの休みは・・・」
?「行きたいなら行っていいわよ。」
オ「えっ!?」
オリマーが後ろを振り向くと、そこには妻の《タルト》と、息子の《アース》、娘の《アスカ》がオリマーの荷物を持って立っていた。
妻「あなたの好きなようにしなさい。わたしたちは大丈夫だから。」
息子「お父さん、おみやげ期待してるよ〜。」
娘「お父さん行ってらっしゃい。」
タルトがオリマーに荷物を渡す。
オ「おまえら・・・・・。わかった、行ってくるよ。」
そう言うと、オリマーはホコタテ運送を飛び出し、ドルフィン号の性能にドルフィン初機号の知能と音声プログラムを加えた宇宙船《ドルフィン2号》に乗り込んだ。社長とルーイも走って乗り込む。
ド「ミナサン乗リマシタネ。ソレデハ、出発!!」
ドルフィン2号は勢いよく空に飛び立つ。その下でオリマー一家が手を振っている。
オリマーはそれに手を振って応え、またあの星へとむかった。