オリマーたちは、再びミキとアリシアの部屋へと戻った。
「どうぞ。お茶です。」
「ありがとう。ところでさっきアリシアって子に聞いたんだけど、お父さんとお母さんが早くに亡くなっちゃったんだって?」
「そうです。その時は祖母に育ててもらいました。結構厳しかったですよ。」
「そうですか・・・・・辛かったんですね。今は誰があの子を育ててあげているんだい?」
「あの・・・実はあの子16歳なんですけども・・・」
「16歳!?」
と、ヴォーカスはものすごく驚いた。そして、アリシアは少し涙が出た。
「やっぱりあたしって、ちっこく見えるのかな・・・・・」
「そんなことないですよ!大丈夫です!」
と、ヴォーカスがとりただした。
「あーー・・・・・でも、家事のほうは祖母が死んでしまったので、私が全てやっているんですね。」
「そうなんですか。家事を全てやるとは・・・・・尊敬しますね。」
すると、その一言でミキの顔が少し赤くなった。
(あれ・・・・・?お姉ちゃん、もしやあの顔は・・・・・マジ惚れ!?)
ミキのことを結構知っているアリシアは、ミキがマジ惚れしたのだと悟った。ミキは一目ぼれは結構多くあったが、
マジ惚れしたのは今回を入れて3回しかない。しかもマジ惚れしたときは自分からふったことがない。相手が引越ししてしまうとかでやむを得ずあきらめただけなのだ。さらにこのマジ惚れはアリシアにとってラッキーなことであった。この状態のときミキは、上辺だけでなく本当に女っぽくなるのだ。なのでいじめられることがなくなる。
(これはラッキーだ!後で恋のお膳立てに励もう!そうすれば二度といじめられない!)
「ところでヴォーカスさん、そろそろ行かなければいけませんよ。」
「あ、ホントだ。それじゃあちょっくら行って来るわ。」
30分後・・・・・
「さて、これで認められるな?」
結果、全戦全勝。犠牲はグローブひとつだけであった。
「さて話もすんだことだし私たちは玉集めに行ってくるよ。」
とオリマーが腰を上げると、
「それじゃあ僕も行きます。」
とヴォーカスが名乗りを上げた。
「それじゃあ私も。」
ミキまでも名乗りを上げた。
「それじゃあみんなで玉集めに行きますか。」
と、オリマーたちは玉集めへと行った。しかしオリマーたちは知らなかった。
このとき、とある星の、最大の危機が迫っていたことに・・・・・
(byピク忍)