オリマーたちは生物玉を求めてひたすら歩いていた。しかし生物玉はあまり見つからず、お宝がゴロゴロ転がっている。
「ん〜、やっぱり巣窟あまりないわね〜。」
「ほんとじゃのぅ〜♪」
「・・・社長、うれしそうですね・・・・・・。」
社長は鼻歌を歌いながらスキップしている。
「!! みんなストップ!!」
オリマーがみんなを止めた。
「どうかしましたか?」
「・・・アリシア、ミキ、あれはなんだ?」
「?」
みんな前を見ると、もやもやした黒い煙の中から、色んな種類のチャッピーが大量に出てきていた。
「何あれ・・・。」
「き、気持ち悪・・・。」
「あんなのあたしたちも見たことない。」
「!!」
レイスとヴォーカスの体が若干震えていた。
「アリシアたちも見たことないのか?」
「ええ、あんなの私たちも初めてです。」
ミキもかなり驚いていた。
「とりあえず関わらないほうがいいんじゃないか?」
「俺もそれに賛成だ。」
「でもなんか気になるな。」
蘭花はそのもやもやをじっと見つめている。
「絶対あれはあぶないぞ。」
「でも」
「おや、あんな所に穴が。」
「なにっ、どこじゃ!!」
「ほら、あそこの木の根元。」
レイスの指差す方には、確かに穴があった。
「よーし、皆のもの、あそこに行こうぞ!!」
社長が勢いよく穴に飛び込んだ。
「ちょっと待って、まだあれg」
「触らぬ神にたたりなしだ。」
オリマーが蘭花の肩を叩き、穴の中に入っていった。
「諦めなよ蘭花。もう入っちゃったもん。」
「あれよりは危なくなさそうだし。」
「・・・・・・・・・。」
三人は蘭花を見つめる。
「でも・・・、あ゛〜、わかったわよ。諦めればいいんでしょ。」
「そういうこと。ほら、行くよ。」
三人が穴に飛び込んだ後、それに合わせて蘭花も渋々穴に飛び込んだ。後に残ったのはレイスとヴォーカスだけ。
「かなり大きな亀裂だな。」
レイスはその黒い亀裂をじっと見つめている。
ヴォーカスはそんなレイスの肩を叩いた。
「この星はもうだめだ。諦めて帰ろう。」
「くどいな。俺は絶対に戻らない。」
二人の間に沈黙した時間が流れた。
「ほら、この話はもうおしまいだ。あいつらを追うぞ。」
「・・・・・・・・・。」
二人は穴へと入っていった。