翌朝。
オリマー達は全員おきた。
「・・・眠いな。」
「そりゃそうだよ。昨日は3時まで寝なかったんだからさ。」
そこから全員が朝食をとり、身支度をして一度集合するまで誰も何もしゃべらなかった。
「さて、これで主要メンバー全員だな。」
「そのようですね。」
「・・・時間は?」
「・・・現在8時45分。出発まで残り15分です。」
「・・・そうか」
「・・・そうですね」
オリマーとルーイが言葉を無くす。
誰かが死ぬかもしれないと考えると、しゃべれないのだ。
「・・・いやなら抜けてもいいんだぞ。」
レイスがリクに言う。
「僕はそこまで怖がりじゃない。」
そこでその二人も言葉を無くす。
「お互い頑張ろうね。」
「うん。」
と雛蘭花、雛凛花姉妹も言葉を無くす。アリシアたちは元からしゃべってない。
しばらく重々しい沈黙が流れた。
一番最初に口を開いたのは、ルーイだった。
「ちょっとこれ食べないか?」
とルーイが取り出したのはカステラだった。
「「「・・・カステラ?」」」
「カステラ。まあ来い。ちゃんと人数分ある。」
たしかに10切れに分けてあった。なので全員が一切れずつ食べた。
「あ!おいしー!」
「最上級の店で作ったカステラだ。ちなみにもう一本あるぞ。」
「お!」
「だが、今はダメだ。」
「え〜。」
「また食べたかったら、ちゃんと全員帰ってくること。」
「・・・・・・・・」
「そうだな。また皆で食べようじゃないか。」
「・・・そうですね。」
「お。そろそろ9時だ。」
「では、それぞれ頑張れ!解散!」
「お−−−−−!」
そう言ってそれぞれが自分の行くところに向かった。
(byピク忍)