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零著 未開の星から - 第?話

📚 目次

1 その他 (1ページ)

2 第1章 再開と出会い (9ページ)

▶ 第?話
└ 第?節
2
▶ 第?話
└ 第02節
3
▶ 第?話
└ 第04節
5
▶ 第?話
└ 第05節
6
▶ 第?話
└ 第06節
7
▶ 第?話
└ 第07節
8
▶ 第?話
└ 第08節
9
▶ 第?話
└ 第09節
10

3 第2章 夢と現実 (3ページ)

4 第3章 新たなるエリア (7ページ)

6 第5章 空間の亀裂 (4ページ)

7 第6章 魔人の洞窟 (9ページ)

8 第7章 戦いと秘密 (3ページ)

9 第8章 玉集めの旅 (4ページ)

10 第9章 少年少女奮闘物語 (7ページ)

第?話

第9章 少年少女奮闘物語
53/55 ページ

 時遡ること、少々。

 レイスがまだ寝ているとき。


 かぽーん


「ふう・・・」

 只今、蘭花入浴中。

「樽風呂かあ・・・ちょっと狭いけど快適♪」

 そう言って伸びをしていると、少し奥から声が聞こえてきた。

《・・・蘭花は!?あいつはどこに!?》

「あ。レイスさん起きてる。」

 別に上がってからやることも無かったので、そのまま修一とレイスの会話を聞いておくことにした。

《ところでレイス。》

《ん?なんだ?》

《あ〜〜と〜姉ってど〜〜〜係?〜女?」

《はあ!?》

 小声だったので途中の修一の言葉がよく聞こえなかったが、レイスが驚いているのはよく分かった。

「どうしたんですか〜?」

《いや!何でもない!》

 少し心配になったので聞いてみたが、慌てた返事が返ってきた。

「・・・変なの。まあいいか。」

 そしてまた一つ伸びをしたが、今度はそのまま俯いた。

「・・・やっぱり言わないとダメだよね・・・」

 自分がGSWのスパイだと言うことを、である。

「本当は分かってるのに・・・」

 蘭花はずっと迷っていた。レイスに真実を打ち明けるかどうするか。

「・・・・・」

 しかし迷っているうちにのぼせてしまい、後に光代と修一の姉二人に救出されることとなった。

「すいません・・・」

「いいんですよゆっくり浸かってて。ただふやけたらもったいないですよ?せっかくの美人なのに。」

「・・・・・」

 そう言われて余計に赤面してしまった。

「大丈夫か?」

 食事部屋でレイスが蘭花のことを心配していた。

「え・・・ええ。」

「何かあったのか?」

「え?」

「悩みがあるなら聞くぞ?」

「・・・・・」

 その会話を修一がニヤニヤしながら見ていた。

「レイスは蘭姉が大事なんだねえ」

「何!?どういう意味で!?」

「いや〜?別に〜?」

 その会話を聞きながら蘭花は思った。この人には打ち明けても大丈夫。

 いや、絶対に打ち明けなければいけない。秘密を隠しているなんてズルイ事だ。だから今夜話そうと、そう思った。

「じゃあ今夜聞いてもらえますか?」

「・・・ん。いいぞ。」

 そして夜はふけていった。