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SS集 - お宝

📚 目次

2 作・ΤΤΧ (1ページ)

5 作・トゥリリン (2ページ)

8 作・グリーンピカミン (1ページ)

お宝

作・クマチャッピー
23/34 ページ

 私達は、とあるお宝を回収した。

 それは、なんとピクミンと話すことが出来る物であった。


 私は、ピクミンに向かって言った。

『ピクミン、あそこで実を食べているハナゲイモをやっつけろ』

 すると、ピクミンたちは『はい!』と言って走っていき、ハナゲイモを倒して戻ってきた。

 それを見て、社長は目を輝かせた。

「す・・・凄いぞオリマー君!これでお宝をもってこいと言ったら、ピクミン達が自動的にお宝を運んできてくれる!わし達が労働する必要はないのだ。」

 これは、私に『ピクミン、たくさんのお宝を運んでこい』と言え!ということなのだろう。

 私はこの意見には反対だった。当然のことだ。私はこのピクミンたちに何度も助けてもらっているのだから・・・。だが、社長には逆らえない。

 私はやむをえず言った。

『ピクミン、たくさんのお宝を運んで来るんだ。』

 ピクミンたちは『はい!』と言って走っていった。

 それを、目を宝石のように輝かせながら見送る社長を見て、私はすっかり失望してしまった。


 それから少し経ち、1匹のピクミンが私の近くに来て言った。

『たくさんのお宝を運んできました』

 それを聞いて、社長の目はよりいっそう輝いた。

「なぬ?よし、これでわしたちも大金持ちだ!もう借金におびえることはないのだ!ウハハ」

 ピクミン達がぞろぞろと現れた。

 とその瞬間、社長の目はさっきのが嘘のように輝きを失い、石のように汚れた目になった。

 それもそのはず、ピクミン達は多数のペレットを運んできたのだ。

「こ、これはどういうことだ・・・。お宝は・・・?オリマー君、ちゃんと言ったのかね?」

「はい。ちゃんと言いました。」

 ピクミンにとってのお宝はペレットや大地のエキスなのだ。