私達は、とあるお宝を回収した。
それは、なんとピクミンと話すことが出来る物であった。
私は、ピクミンに向かって言った。
『ピクミン、あそこで実を食べているハナゲイモをやっつけろ』
すると、ピクミンたちは『はい!』と言って走っていき、ハナゲイモを倒して戻ってきた。
それを見て、社長は目を輝かせた。
「す・・・凄いぞオリマー君!これでお宝をもってこいと言ったら、ピクミン達が自動的にお宝を運んできてくれる!わし達が労働する必要はないのだ。」
これは、私に『ピクミン、たくさんのお宝を運んでこい』と言え!ということなのだろう。
私はこの意見には反対だった。当然のことだ。私はこのピクミンたちに何度も助けてもらっているのだから・・・。だが、社長には逆らえない。
私はやむをえず言った。
『ピクミン、たくさんのお宝を運んで来るんだ。』
ピクミンたちは『はい!』と言って走っていった。
それを、目を宝石のように輝かせながら見送る社長を見て、私はすっかり失望してしまった。
それから少し経ち、1匹のピクミンが私の近くに来て言った。
『たくさんのお宝を運んできました』
それを聞いて、社長の目はよりいっそう輝いた。
「なぬ?よし、これでわしたちも大金持ちだ!もう借金におびえることはないのだ!ウハハ」
ピクミン達がぞろぞろと現れた。
とその瞬間、社長の目はさっきのが嘘のように輝きを失い、石のように汚れた目になった。
それもそのはず、ピクミン達は多数のペレットを運んできたのだ。
「こ、これはどういうことだ・・・。お宝は・・・?オリマー君、ちゃんと言ったのかね?」
「はい。ちゃんと言いました。」
ピクミンにとってのお宝はペレットや大地のエキスなのだ。