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漫画・ゲーム・ラノベの二次創作 - if実験 #1

if実験 #1

ムシウタ
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《観察対象:薬屋大助》


大助の通学路にそのゲーセンはあった。

駅前にあるせいか、人通りが多いのにもかかわらず、ガシャポンやUFOキャッチャーなどが店頭に置いてある。

その一角。

ガシャポンコーナーで、人目も憚らず無心にカプセルを出し続ける男がいる。

その姿はまるで、海亀の産卵に似ていた。

(見たまんまだけど。てか何で、んな所にハルキヨがいんだよ。特環は何やってんだ?)

駅前に出た所で、大助はハルキヨらしき影に気付いていた。

何故か学生服を着ていたが、間違いないだろう。

出来れば近寄りたくはなかったが、大助のマンションは、ゲーセンの前を通って行った方が近い。

しかし、今日の大助は自慢の大型自動拳銃は、さくらにメンテナンスに出していて、持ってきておらず、出来る事なら余計な面倒は避けたかった。

仕方なく、

「はぁ、まぁ俺の気のせいだ。こんな所にハルキヨがいるわけない、いるわけない…」

気付いていない振りをして、その男の横を通り過ぎようとした。

大助はなるべく、人混みの多い所を選んで、尚且つ、気配も人並み以下に抑えていた。

のにもかかわらず、

「おい、そこのガキ、100円出しやがれ」

ハルキヨは公衆の面前で、堂々とカツアゲしてきた。(なんで、ピンポイントで声かけんだよ、ったく)

仕方なく、大助は振り返って、

「すみません、俺、お金持ってないです、」

表面上はあくまで、気弱で人畜無害な薬屋大助として振る舞った。

だがその裏では、

「ガキじゃねぇよ、バカキヨ」

かっこうとして振る舞う。同化型の虫憑きの特徴である、裏表のある大助だからこそ、出来る荒技だった。「あん? てめーはかっこうじゃねぇか! 何でんなとこいんだぁ?!」

「うるせーよ。それはこっちのセリフだ! てかお前は知ってて、やったんじゃないのかよ?」

「いや、変わった気配のヤツがいるなー、てな。それより顔と言ってる事が、あってねぇぞ!?」

「お前に言われたくねーよ!」

「まあいい。早く100円だしやがれ。あと最後の1個なんだ。これでコンプリート出来んだよ」

「知るか! 誰が、お前なんかにやるかよ! 大体…」


大&ハル「ギャースギャース」



結論:1号指定同士の低レベルな言い争いが延々と続く。



結果↓↓

100円くらい渡せばいい物を大助はそれを拒み続け、結局、ハルキヨは本当の子供にガシャポンの最後の1個をとられる。