勢いよく踏み切った足を気づいたオッサンに捕らえられてしまった。
「うわ゙ぁ!」
オレはこけそうになったけど、間一髪、重心を後ろに移動させることで、何とか転倒を免れた。
「おいオッサン! 離せよ…っ」
オレはもう片一方の足で、オッサンの手を振り払って逃げようとしたけど、時はすでに遅かった。
「何で両足とも掴んでんだよ、バカぁ!」
そう、もう片一方の足もいつの間にか捕まえられていて、オレはバランスを崩して尻餅をついてしまった。
(ちっくしょー! これじゃ立つどころか、逃げることも出来ないよ…っ)
ヤバい。
オレの頭の中で緊急警報が痛いくらいに鳴り響いていた。
早く逃げなければ…。
オレは頭をフル回転した。
その時、
「っ…よくも、俺を殴ってくれたな、」
「えっ…」
オレのすぐ真上にオッサンがのしかかってきた。
オッサンの体重にオレの体が潰されて悲鳴をあげた。
つまりオレは動くことさえままならないと言うことで…
「このままヤっちまうか」
いつでもヤられちゃってもいい状況に置かれちゃったんだ。
「嫌っ…だ、やめろっ!」
オッサンの手が内股に置かれた。
(なっ…どこ触ってんだよ! 中年エロオヤジ!)
そのまま足の付け根まで伝って上がってくると、その周辺を手で揉みほぐしはじめた。
「あ、やだぁ…、バカ! 変態ぃ…っ!」
オレは思いつく数々の罵声をオッサンに浴びせてみたけど…、
「君は無理やりされるのが好みなのか?」
全然効いてないみたいだった。
しかもオレの声はだんだん罵声というより、むしろ悲鳴に近くなってきて…。
オレの体はオッサンの手でどんどん熱くなってきていた。
「それより…、なぁ気持ちいいだろう?」
「やっ…、あぁっ」
オレの息子さんをズボンの上から握られ、もみくちゃにされる。
「うぁ…あっ、やめ…、んっ、」
オレの息子さんはオッサンの愛撫でしっかり勃ってしまっていた。
(ヤバい…、どうしよう?)
とにかく、オッサンの下から脱出しないと…、このままだと本当にヤられてしまう。
こんな人通りの多い場所で強姦なんてされたくない。
オレは空いている手をむちゃくちゃに振り回して抵抗した。
「おっと…危ないなぁ。大人しくしろよ? 次はないからな?」
再びオレの目の前にナイフがつきつけられた。
(ゔぅ…ナイフのことすっかり忘れてた)
オレは大人しく手を降ろした。
「そうそう、そのまま大人しくしてろよ?」
「ゔぅ…」
(ナイフで脅すなんて卑怯だぞ!)
…なんて、本当は言いたかったけど、もしナイフで切られたりしたら…って思ったら怖くて言えなかった。
情けないなぁ…オレ。
オッサンがナイフをしまって、またオレの息子さんをズボン越しに揉みはじめる。
オレは悔しいからせめて声だけでももらさないように、口に手をあてて塞いだ。
「ふぅ…っく、うぅ…」
口で息が出来ない代わりに鼻から甘い息が抜けていく。
それに気づいたオッサンが、
「せっかくいい声で鳴いてたのになぁ」
と、ニヤニヤした顔でわざとらしく、いかにも残念そうな声音で言った。
(うるさいっ! 大きなお世話やくくらいなら、いますぐやめてくれっ)
オッサンを睨みつけると、
「まぁ別にいいか。声を出すのを我慢してる顔ってのも、十分そそられるしな」
じっとりと舐めるように見てくる。
オレは気持ち悪くなって、とっさに目をそらした。
それでも感じる視線。
まるで蛇に睨まれた蛙みたいに体がすくんだ。
「何でこっちをみない? オレが怖いのか?」
オッサンの手がオレの顎を掴み、強引に前に向かせた。
「…っく、や…めろ!」
オレは目の前にいる変態オヤジを睨みつけた。
「ふふ…その目がいいなぁ。堪らなく可愛いよ。…おい、泣いているのか? 目が赤くなって兎みたいだぞ?」
(誰の目が兎だって? 全然、姿も形も大きさも色も違うじゃないかーーっ!)
本当はそう叫びたいのを我慢して、伏せておく。
今の状況は非常にマズイのだ。
オッサンを刺激しないようにしないと、またナイフを出されてしまう。
オレは抵抗したくても睨み返すことぐらいしか出来なかった。
「どうした、もう降参か? 俺としてはもっと抵抗して欲しかったんだがなぁ…」
オッサンは気色悪いくらいの笑みを浮かべて言う。
そして、
「そろそろ遊びは終わりだ」
「え…? や、やめっ…やだぁ! あうぅっ、」
一瞬の早業だった。
オレはオッサンに腕を掴まれ、ネクタイでひとまとめにされてしまったんだ。
そしてオッサンは慣れた手つきでオレのベルトを外しチャックをおろすと、いきなりパンツの中に手を突っ込んできた。
オレの息子さんの形を確かめるように指の腹でこそばして、ギュッとつねる。
「痛…っ! はぁ…っ、」
「痛い? そんな風には見えないけどなぁ」
そう笑いながら、オッサンはズボンをパンツごと膝下までおろすと、オレの息子さんをピンッと指で弾いた。
「ゔぅっ…く、」
「ほらな、ここも気持ちいいって涙流してるじゃないか」
もっと泣かしてやるよ、とオッサンはオレの竿に指をそえて、先端をねっとりと味わうように舐めはじめた。
「う…やっ、やめ…、あっ、あんんっ…」
オレはあまりの気持ち悪さに、体の震えが止まらなかった。
(誰か、助けて…!!)
その言葉を声にしたいのに、口から出るのは濡れた矯えぎ声だけで…。
「ふふ…可愛いな、ここも。次の刺激が欲しくてピクピクしてる。…顔に似合わず淫乱なんだな、」
「な゙…っ? ああっ…!」
(何勝手に言ってやがる!)
と、言おうとしたら先端に歯を立てられて言えなかった。
「ほら…、な? 大分きつくなってきてるな…一回イっとくか?」
「いやぁっ…、だぁ、」
知らないオッサンにイかされるなんて、冗談じゃない。
オレは断固、拒否した。
なのに…、
「そうかそうか。じゃあ我慢せずにいっぱい出そうな」
(全然、聞いてないよ…)
オッサンは自分勝手に解釈して、オレの息子さんをパクンと口に含んじゃったんだ。
「あっ…あぁ、嫌っ…、誰か、助けてぇ…」
オレはネクタイで自由のきかない手で、オレの股間に頭を埋めているオッサンの髪を掴んで引き剥がそうとしたら、
「やあぁっ!」
オッサンにきつく吸われて、逆に頭を押し付けてしまった。
(わあぁ! 何やってんだ、オレ!)
全然押す方向が違うじゃないか。
何だか、オレがすることが全部裏目に出てる気がする。
今回はマジでヤバい。
以前にも何度か、あの変態サド医師にヤられそうになったことがあったけど、いつも雪がドアを蹴破って入ってきて、オレを助けてくれた。
でも、その雪は待ち合わせに2時間も遅刻してる。
一体何してるんだっ?
早く、助けにこいよ…!
雪ーーーーーっ!!
「あ…っ、あぁーーーっ!」
ドクドクッ…と、オレはオッサンの口の中で果ててしまった。
「ふふ…いっぱい出たな。もしかして溜まってた?」
そう言われ、ムカッと来たオレは、オッサンを睨みつけた。
「君にはそんな顔は似合わない…。それに比べて、」
「あうぅ…っ」
息子さんをギュッと握られ悲鳴をあげる。
「ここは素直で可愛いな」
「…っく、」
(ちっくしょう…)
オレは悔しかった。
オッサンにいいようにされて、何も抵抗できない自分の無力さが。
オッサンの手がまた動き出した。
「もう…やだっ、」
(誰でもいい…っ! 助けてくれ!)
オレがそう願った、
その時――!!
オッサンの頭越しに黒い人影がチラッと見えた。
と、思いきや突然オレの体の上からオッサンが居なくなっていたんだ。
「っ!?」
隣でドサッと音がして目をやると、オッサンが白目をむいて転がっていた。
(一体、誰が…)
オレが視線を前に戻すと…、
「フゥ、危ないところだったね? 虹太君」
(ゲゲッ…、そ、その声は…っ!)
さて、物語はここで終わりです。
が、いきなりクイズです!
Q.虹太を助けたのは、誰でしょう?
A.雪(恋人)
B.神代医師(変態)
C.トオル(見た目18歳中身小6タレント)
D.トオルのマネージャー(腹黒)
E.通りすがり
ヒント:高そうなスーツを着てる
答えがわかったら、アホな管理人に教えてくださいな♪
正解者には素敵なプレゼントは………ありませんが(-_-;)
くだらないオチに付き合ってくれたら嬉しいです(^_^;)
END.