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全作品外伝スピンオフストーリーズ - 恐怖の機動六課

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1 その他 (55ページ)

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念力宇宙人ユーリー星人

蘇生怪人シャドウマン

登場。

*********************


機動六課、ある日のフォワード&ライダー部隊訓練終了後の出来ごと。


一同が隊舎に戻ろうと歩いていた時、スバルはこちらを眺める白い服を着た少女が立っているのが見えた。


「んっ?」

「どうしたのスバルちゃん?」


コウイチがスバルの様子に気付いて尋ねるとスバルはみんなの方に一度振り返って少女の立つ場所を指差した。


しかし、既にそこに少女の姿は無く消えていたのだ。


「あれぇ? おかしいな」

「少女ってヴィヴィオとかじゃないんですよね?」

「うん、髪の色は黒かったし」


エリオの問いにスバルが答え、見間違いだったのかとスバルは思ったが……。


この日の夜、あんなことになるとは誰も想ってもいなかっただろう……。


午後8時、仕事を終わらせたスバルとティアナ、コウイチと一真が一緒に歩いていた時、見た事の無い男性が前の通路を横切ったのだ。


「おい、あんな奴ここにいたか?」

「えっ? さ、さあ、いなかったような……」


すぐに一真達は「侵入者!?」と声をあげてその男性を追い掛けるが全く見当たらず、一真達は首を傾げた。


念の為、なのは達にも連絡を入れておこうと思ったのだがなぜか通信が繋がらず、仕方が無いから直接隊長陣の誰かにこのことを話そうと思い、なのは達を探し始めた。


その時、停電が起き、すぐに予備が入ったのだが予備と言ってもかなり薄暗くしかもどこか不気味に感じる。


「ね、ねえ、ティア、なんかでそうだね?」

「バカ、変なこと言わないの!」


何よりもさっきの男のことも気になるし、男を探しながらなのは達の元へと向かう。


「それにしてもどうして通信が入らなかったんだろう?」


コウイチの質問に対してそれは誰も分かるものもおらず、ティアナの予想では妨害電波らしきものが出てるのかもしれないとのこと。


そこへ1人の、あの時スバルが見た少女が通りかかり、それをスバルは見つけて急いでその少女を追い掛けた。


「ちょっと待って!!」

「スバル!?」


いきなり走りだしたスバルをティアナ達は追いかけるが曲がり角を少女とスバルが通った後、ティアナ達も曲がり角を通るがスバルも少女もそこにはいなかった。


しかもその道の先は壁で消える場所なんてある筈が無いのにも関わらず、少女とスバルは消えたのだ。


流石にここまでくるとティアナやコウイチも背筋が凍ってしまう。


「おい、どうなってんだ!?」


一真は何時も通りだが慌てているのは確か、この世のものとは想えない力が働いているのかもしれない。


















なのはとランの部屋、この部屋ではヴィヴィオがこの薄暗い空間に怯えており、なのはがヴィヴィオとリョウがヴィヴィオを抱き締めて安心させていた。


「大丈夫だよ、ヴィヴィオ。 すぐに明るくなるからねー」


なのはは笑顔を向けながらヴィヴィオに言うが少し電気がつくのが遅すぎる気がするのだ。


今頃普通の電気がもうついてる筈、なにかトラブルがあったのだろうかと気になるなのは。


見に行きたいのは山々だが、ヴィヴィオがこんなにも怯えてはリョウがいても行けるに行けない。


リョウもヴィヴィオの頭を撫でながらヴィヴィオを励まそうとしてる。


「なのはさん、俺、ヴィヴィオの傍にいますから……」

「ううん、一緒にいるよ。 そうだ、ちょっと早いけどもう寝ちゃおうか? そしたらすぐに朝になってももう怖く無くなるよ?」


なのはがヴィヴィオとリョウに言い、ヴィヴィオとリョウは頷いてベッドに倒れ、寝る準備をした。


「おやす……っ!」


なのはが「おやすみ」と言いかけた時、なのははの見る方向の棚に「なにか」が置かれてるのだ。


黒くて丸くモジャモジャした感じのもの、そんなものは置いた覚えは無いのに……。


しかもそのモジャモジャしたものは一人でに勝手に動き、ゆっくりとなのは達に振り返ってくる。


なのはの様子に気付いたのか、ヴィヴィオとリョウも同じ方向を見てなのは同様固まった。


完全になのは達に振り返ったモジャモジャしたもの、それは……。


生気のない『男の人の顔』だったのだ。


「んにゃあああああああああ!!!!!!?」

「うわあああああん!!!?」

「〇☓●▼!!?☓◎!!?」


叫び声をあげるなのはとヴィヴィオと訳の分からないことを叫ぶリョウ、なのはは颯爽と2人を抱えて逃げだした。


すぐ近くに階段があるので階段を素早く降ようとしたが、既に下にはあの男の顔があったのだ。


「ひっ!?」

「うわあああん!! ママああああ!!!」


なのはにしがみ付きながら泣き叫ぶヴィヴィオ、なのはは下がダメなら上に行こうと思ったのだが今度は上の方には上半身の無い女性の姿が……。


因みになぜ女性だと分かったかと言うと着てるものがドレスだった為。


なのはは仕方がないと判断し、反対方向に逃げだし、逃げてる途中少しだけ後ろを振り返るとあの男の首がどこまでなのはを追い掛けてきてるのだ。


(い、いやああ!! でも、そんなこと言ってる場合じゃない!! リョウとヴィヴィオをどうにか!!)


それから走る速度を速めて人気のない場所になのはは隠れた。


「きゃっ!? なのは!?」

「ふえっ!? フェイトちゃん!?」


そこにはフェイトも身を潜めて隠れており、なのははフェイトの話を聞いた所、彼女もまた下半身の無い女性に追われていたという。


「い、一体なんなのぉ?」


涙目のフェイトが言うがそんなことは誰にも分からない。


そこに「コツ……コツ……」という音が聞こえてこっそりと音の聞こえる方を見てみると先程なのはが見た上半身の無い女性がゆっくりとこちらに向かって歩いてきていたのだ。


「こ、こっちに来てる!」

「ど、どうしよう?」


一体どうするべきかなのはとフェイトは考えるがいい案が想いつかない。


もしもあれが幽霊の類なのだとすれば魔法も通じる相手ではないだろう。


段々と近づいてくる足音、なのははゆっくりともう1度姿を確認するがそこに下半身の女性はいなかった。


どこか別の場所に行ったのだろうと思ったなのははそれをフェイト達に伝え、彼女達は一安心して何気に天井を見上げると……そこには青ざめた顔をした女性が天井にへばり付きながらこちらを見ていたのだ。


「っ!!?」


なのは達は声にならない悲鳴をあげ、女性が蜘蛛のように素早くなのは達に近づいてきたのだが……。


「オラアアアアア!!!! なにしてんだテメー!!」


ランが駆けつけて女性の霊を蹴り飛ばしたのだ。


霊はなにがなんだか分からないといった顔をしており、ランはウルティメイトブレスレットを掲げるとブレスレットから眩い光が放たれ、女性の霊は姿を消してしまった。


「成仏しやがれってんだ!!」

「ら、ラン!!」

「パパぁ!!」


なのはとヴィヴィオが泣きながらランに抱きつき、ランもなのはとヴィヴィオを抱きしめ返した。


「ラン、あれってやっぱり……」

「あぁ、霊の類かなんかだろうな」

「じゃあなんでランは退治できたの?」


フェイトの問いにランはブレスレットの力を発動させ、あの光を浴びた霊は成仏したかまたはあるべき所に帰ったかとのこと。


触れられるのもブレスレットの力らしい。


「ノア凄い」

「まあ、ノアならこれくらいは出来て当然かもな。 霊に触れられたのも次元とかそんなんが関連してるのかもしれねえからな」


ランがフェイトを見て思い出したかのように光のことを尋ねたが、フェイトは光の姿がどこにも見当たらないというのだ。















そして当の光はというと……。


白い空間に閉じ込められていた。


「えっ? なにこれ!? なんでこんなことに!!?」


その時、その白い空間から紫色で蛇を連想させたライダーとこちらも蛇をモチーフとしているが色は黒いライダー、「仮面ライダー王蛇」と「仮面ライダーサガ」そしてトラをモチーフとした「仮面ライダータイガ」が出現。


「ハハァ、祭りの場所は……ここかぁ?」

「王の判決を言い渡す、『死』だ!!」

「僕は、英雄になる!!」

「  」


王蛇、サガ、タイガを見て固まる光、なにしろ彼のトラウマの「蛇」と「猫」がいるのだ。


タイガは正確には「トラ」だがネコ科なので例外ではない。


「  」


固まってる間に王蛇とタイガ、サガは一斉に光に襲い掛かって来た。


「うわあああ!!!? 変身!!」

『カメンライド・ディケイド!』


ディケイドに変身してどうにか対応し、タイガのパンチを真正面から受け止めるが背後から王蛇にべノサーベルで斬りつけられ、さらにサガの鞭形態のジャコーダービュートという武器でディケイドを締めあげて空中に浮かせた後、ディケイドを地面に叩きつける。


「ぐあっ!!?」

「もっと楽しませろよ、俺を!!」


王蛇は倒れこんだディケイドを蹴りあげ、タイガはその後はディケイドを無理やり起こさせて王蛇のべノサーベル、サガの剣形態の「ジャコーダーロッド」で斬られる。


「ぐああああっ!!?」















一方、スバルはあの少女を追い掛け、光とは逆に暗い空間にいたのだが周りが暗いのにも関わらず自分の姿はハッキリと映っていたのだ。


スバルの目の前にはあの少女が立っており、スバルは少女に話しかける。


「えっと、君は?」


すると突然空中にモニターのようなものが映り、半透明の男たちやなのは達が遭遇した霊などがなのは達やティアナ達を襲っている映像が流れた。


「これって!!?」

『この人達、幽霊なんだけどみんな悪い宇宙人に操られてるの』

「宇宙人?」


スバルの言葉に少女は頷く。


『ユーリー星人、彼等はウルトラマン達がいるここを幽霊を使ってパニックを起こさせ、その隙にこの星を侵略しようと考えたの』

「んっ? 幽霊ってことは、もしかしてあなたも?」


少女は静かに頷き、彼女もユーリー星人に操られる寸前の所を父の霊にどうにかして逃して貰い、六課の誰かに伝えるためにここにきたそうだ。


『後、霊勘のある光って人が作戦の障害になると思ったからユーリー星人は特殊な空間に閉じ込めて苦しめてる』


なぜ光だけ、他のメンバーも一緒にその空間に閉じ込めた方が効率が良いのにとスバルは想ったが少女が言うには「1人」しか入れないらしい。


しかもその空間は中に入った人物のトラウマに関係した幻覚を見せるそうだ。


『お願い、私のお父さんもユーリー星人に操られてるの、だから助けて!!』

「……うん、分かった!! 安心して、私が絶対お父さんを助けるからね!!」


だが、その霊達を操っているユーリー星人はどこにいるのか全く分からない。


『大丈夫、六課にいるよ』


そしてこの空間は無くなり、元の空間に戻ってスバルと少女はユーリー星人の元へと向かった。


スバル達は外に出ると少女は上空に指を指し、「あそこ!!」と言うがなにも見えない。


『多分、円盤の中にいるんだと想うけど……見えない?』

「うん、多分ステルス機能とかそんなの使ってるのかも。 けど、円盤ってそれなりに大きいってことだよね? 待ってて、すぐに君のお父さんを助けるから!!」


スバルはバリアジャケットを纏い、地面をリボルバーナックルで殴りつける。


「ウイングロード!!」


光の道「ウイングロード」を発動したスバルはその上を猛スピードで走り、「ここだ!!」と叫ぶとリボルバーナックルで放つ砲撃「ディバインバスター」を繰り出した。


「ディバイーンバスター!!!!!」


すると確かに手応えがあり、空中になにかがあるのは間違いない。


(でも、円盤がここにあるならどうして六課に一気に攻撃を仕掛け無かったんだろう?)


まあ、それは恐らくダイキを含めてウルトラマンが4人もいる、迂闊に攻撃したらこちらがやられるからだろう。


(あっ、そういうことか)


今になってその事にスバルも気がついた。


「よーっし、もういっちょ!! ディバイーンバスター!!!!」


もう1発ディバインバスターを放って円盤に攻撃すると今の衝撃でステルス機能が壊れたのか円盤は実態を表し、宇宙へと逃げ帰る。


宇宙船が雲の中に突入しようとした所でそこにはバリアジャケットを纏ったなのはとフェイトが待ち構えていた。


「よくも怖がらせて……!!」

「くれたわね!!」


怒り心頭のなのはとフェイトはデバイスを宇宙船に向ける。


「全力全開!! スターライトォ!!」

「雷光一閃!! プラズマザンバー!!」

「「ブレイカー!!!!!!!!!!」」


なのはとフェイトの「ダブルブレイカー」が円盤に炸裂し、2大最強砲撃は円盤を貫き空中で爆発した。


この円盤が幽霊たちを操っていたので操られていた幽霊たちは消え去り、少女の元にも彼女の父の霊が迎えにきた。


『さあ、帰ろう?』

『うん! お父さん!!』


少女は父親と手を繋ぎ、少女はスバルに振り返り、彼女に微笑んで「有難う」と言うと父親と共に消え去った。


「あっ……、良かったね」


スバルは薄らと笑みを浮かべ、先程少女から「まだ宇宙に複数の同型の円盤が待ち構えている」ということを聞いていた為、それを急いでラン達に報告した。


「あぁ〜、酷い目にあった……」


丁度円盤が破壊されたため、元の空間に戻った光が隊舎から出てきて、いきなりフェイトに抱きつかれた。


「うごお!!?」

「光ぃ!! 心配したんだよ!!? どこ行ってたの!? あちこちにお化けが出て大変だったんだから!! 呪われて無い!? 光呪われて無い!!?」


滅茶苦茶心配するフェイトをどうにか落ちつかせ、ユーリー星人達の円盤を撃退するために光とラン、カズキが宇宙に飛び立った。


「ディアース!!」

「デュア!!」

「うおおおお!!!」


光は「ウルトラマンディアス」ランは「ウルトラマンゼロ」カズキは「ウルトラマンネクサス・アンファンス」に変身し、宇宙に飛び立って宇宙船を迎撃しにいく。


ユーリー星人の円盤が見えると3人のウルトラマンはそれぞれ戦闘を開始。


「デュア!!」


頭部のゼロスラッガーを飛ばして円盤を次々撃退していくゼロだが、隙をとられて円盤に両手を拘束されてしまうがネクサスが光の刃「パーティクル・フェザー」で破壊した。


「助かったぜカズキ」

「うん!」


ディアスはDネオスに変身し、円盤からの光線を両手でガードして防ぐ。


「人の魂を操るなんてことが、許されると想ってるんですか!? 自分達の星に帰るんだ!!」

「その通り、あなた達に勝ち目が無いのはもう分かるでしょう?」


Dネオスとネクサスがそう訴えるものの、円盤は攻撃の手を止めず、ウルトラマン達に攻撃してくる。


「チッ、なんで分からねえんだ!!」


ウルティメイトブレスレットが青く輝き、ゼロの姿は青く変わった「ルナミラクルゼロ」に姿を変えた。


「ルナミラクルゼロ!!」

「ヤアア!!」


右腕に発生させたエネルギーを大型の剣に変えて敵を切裂く「ウルトラ・ライト・ソード」を複数の円盤に繰り出して撃墜するDネオス。


「ハッ、シェア!!」


腕を十字に組んで発射する光線「クロスレイ・シュトローム」で多くの円盤を撃ち落とすネクサス、続いてゼロは無数に分裂するゼロスラッガー状の光で全方向から敵を切裂く「ミラクルゼロスラッガー」を円盤に炸裂させる。


「ミラクルゼロスラッガー!!」

「なんで技名叫んでるの?」

「えっ!? い、いや、俺もグレン達みたいにもやってみようかなーって……」


ネクサスの質問に言葉を詰まらせながら答えるゼロ。


「魂を弄ぶお前等なんかに!! 俺達を止められるわけがねえ!!」


通常形態に戻ったゼロが円盤軍に向かって指を指し、3人のウルトラマンが「ワイドゼロショット」「ネオマグニウム光線」「クロスレイ・シュトローム」を放ち、全ての円盤を撃墜した。


その後、ディアス達は地球へと帰還した。