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全作品外伝スピンオフストーリーズ - 鎮守府決闘

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「おい、デュエルしろよ」


唐突に・・・・・・部屋でくつろいでいた雷、電に響がドンっとドアを開けて入ってくるなりはいきなりそんなことを3人に言い放ってきたのだ。


勿論、3人とも呆れ気味に「はぁ?」という感じで首を傾げていた。


「どうしたの響姉いきなり?」

「いやね、作者が久しぶりに某笑顔動画の架空デュエルを見たらまた遊戯王やりたいな〜と思い始めたみたいで。 以前にも1回外伝でデュエルを書いてみたみたいだけど如何せんちょっと穴があるところ多くて一度削除してね。 今回はそのリベンジがしたいらしいんだ」

「メタいのです」

「いいんだよ、ここは外伝なんだから。 メタ発言なんて日常茶番時だろ」


そんな響の発言に対して「エクこれの番外編的話でもあるんだからメタはダメでしょ!?」とツッコミを雷は入れるが響は「そんなこと、私が知るか!」と一蹴。


「それより早く雷が電のどっちかが私とデュエルしてくれないかな? 何分他にやってる人なんてこの鎮守府にはそんなにいなくて・・・・・・」

「って言われてもなぁ、私も電も昔ちょっとやってたくらいでルールは分かるんだけどデッキどこにやったかなぁ・・・・・・」


するとその時、丁度暁が部屋に戻って来るなり「じゃあ私が響の相手になるわ!!」と高らかに叫んで入ってくる。


「えっ、姉さんが相手か……」

「なによ〜!? なにか不満があるの!?」

「いや……別に……。 っていうか姉さん遊戯王やってたんだね」

「うん、響とリョーガさんがやってるの見て楽しそうだな〜って思って」


しかし、多少遊戯王をやっていた雷と電は兎も角、つい最近始めたらしい暁には悪いが彼女はそこまで遊戯王に強いイメージはない。


響自身、自分の使うデッキは明らかに初心者に対して使うと下手したらもはやいじめレベルになりかねない。


「言っとくけど私、リョーガさんにも勝ったことあるんだからね!」


「えっへん」と胸を張る暁に対して響、雷、電は「ふぁっ!?」と声をあげずにはいられなかった。


勝った……? あのリョーガに……?


響はリョーガとは割とよくデュエルしているので彼の強さは理解している、例えリョーガが手加減していたとしても手札事故を起こしてもなんら問題なく使いこなすレベルの彼に勝ったとは響たちは驚からずにはいられなかった。


そんなリョーガに勝ったとあっては響も俄然やる気が出てきた。


「よし、それじゃ姉さんにお相手を願おうかな。 はいこれ姉さん」

「えっ? なにこれ? デュエルディスク?」

「勿論、ソリッドビジョンで本当にモンスターとかも出てくるよ。 リョーガさんとグルマン博士が暇な時共同で作ったらしいよ」


それを聞いて暁は「へぇ〜」と感心の声をあげて彼女と響はデュエルディスクを装着しディスクにデッキを装填して自動的にデッキがシャッフルされる。


「ちなみにマスタールール3で行くからね。 それでライフ4000」

「分かったわ。 じゃあ行くわよ!」

「「決闘!!」」


【響】 LP4000


【暁】 LP4000


「先行は暁よ! 私は【クイーンズ・ナイト】を攻撃表示で召喚! さらに自分がレベル4モンスターを召喚したことで【カゲトカゲ】を特殊召喚! そして2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!!」

「レベル4が2体、来るぞ遊馬!!」

「いや、それ言わなくて良いから!」


響の発言に対し雷がツッコミを入れる。


「エクシーズ召喚! 【No.ナンバーズ39 希望皇ホープ】!!」


【No.ナンバーズ39 希望皇ホープ】

ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000


「私はカードを1枚セットしてターンエンド!」


【暁】

LP4000

手札3枚 フィールド:ホープ 伏せカード1


(ふぅむ……。 【クイーンズ・ナイト】に【カゲトカゲ】。 それに【ホープ】。 まだちょっと暁姉さんのデッキはよく分からないかなぁ……でも!)


響は自分のターンが来たためにカードを1枚ドローする。


「私のターン、ドロー!! 私は【E・HERO エアーマン】を攻撃表示で召喚!! このカードが召喚された時、デッキから【HERO】と名の付くモンスターを1枚手札に加える!! 私は【E・HERO プリズマー】を手札に加え……さらに手札から魔法カード【融合】を発動! 手札の【E・HERO ネクロダークマン】と場の【エアーマン】を融合! 現れろ! 【E・HERO エスクリダオ】!!」


【E・HERO エスクリダオ】

星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2000


「響お姉ちゃんはやっぱりと言うか……」

「まぁ、『HERO』よねぇ……」

「ということは『M・HERO』も……」

「大丈夫かなぁ、暁姉」


雷と電は響の使うデッキを見て「やっぱり」という顔をしており、暁の心配をする。


「【エスクリダオ】は墓地の自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする! 私の墓地には【ネクロダークマン】と【エアーマン】がいる、よって200ポイントアップ!」


【E・HERO エスクリダオ】

攻2500→2700


「攻撃力2700・・・・・・!」

「エスクリダオでホープを攻撃!! Dark diffusion!!」

「ホープの効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ使うことで一度だけ攻撃を無効にする!! ムーンバリア!」


エスクリダオがホープに向かって飛びかかり、攻撃を繰り出すがホープは翼で攻撃をガードし、エスクリダオの攻撃を防いだ。


「私はカードを2枚伏せてターンエンド」


【響】

LP4000

手札1

フィールド:エスクリダオ 伏せカード2


(取りあえずホープのオーバーレイ・ユニットは削れたな。 私の場には攻撃力2700になったエスクリダオがいるし、そう簡単には倒されないだろうな)

「私のターンドロー!」


手札3→4


「私は【N・グラン・モール】を召喚!」

「げっ、鬼畜モグラ!」


【N・グラン・モール】

星3/地属性/岩石族/攻 900/守 300


「さらに私は手札から魔法カード【古のルール】を発動! レベル5以上の通常モンスター1体を手札から特殊召喚するわ! 私は【ブラック・マジシャン】を特殊召喚! バトル! グラン・モールでエスクリダオを攻撃! グラン・モールが相手モンスターと戦闘を行う時、ダメージステップ開始時その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す!!」

「そうはさせない! 罠発動! 【ヒーローバリア】!! 自分フィールド上に「E・HERO」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする!!」


グラン・モールがエスクリダオに攻撃を仕掛けるがヒーローバリアの効果によってグラン・モールの攻撃が防がれてしまう。


「だったら私は【ホープ】でエスクリダオで攻撃!!」

「攻撃力2500のホープで攻撃力2700のエスクリダオに攻撃!?」

「この瞬間、私は手札の【オネスト】の効果発動! このカードは自分の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までにこのカードを手札から墓地へ送って発動でき、そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!!」


【ホープ】

攻2500→5200


「しまった! グラン・モールは囮か! っていうかさっきから嫌なカードばっかり!」

(M・HERO入れてるであろう響お姉ちゃんにだけは言われたくないのです)


攻撃力が一気に跳ね上がったホープの振るった剣がエスクリダオを切り裂く。


「ホープ剣スラッシュ!!」

「くっ!」


【響】

LP4000→1300


「あぁ、一気に削られたわ!」

「まだだよ! HEROっていうのはね、粘り強いんだ! 罠発動! 【ヒーローシグナル】! 自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、手札・デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する!! 私は【E・HERO アナザー・ネオス】を守備表示で特殊召喚!」


【E・HERO アナザー・ネオス】

星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300


「そのままブラック・マジシャンで攻撃! ブラック・マジック!!」


ブラック・マジシャンは自分の持つ杖から黒い光弾を撃ち出し、アナザー・ネオスを破壊した。


「私はこれでターンエンドよ! そしてターン終了時、ホープの攻撃力は元に戻るわ」


ホープ

攻5200→2500


【暁】

LP4000

手札0 フィールド:ブラック・マジシャン、ホープ、グラン・モール 伏せカード1


(しかし、姉さんが使ってるデッキは一体何なんだ? 統一性がないけど・・・・・・でも、このカード達よく見ると・・・・・・『歴代主人公』達が使ってたカードばかり。 まさか、歴代主人公のカードばかり集めたファンデッキ・・・・・・? それって結構バランス悪いんじゃ・・・・・・。 取りあえず!)


響は一度考えるのをやめてカードをドロー。


「私のターン、ドロー!!」


【響】

手札1→2


「この状況、ちょっと響姉が不利かもね」

「どうしてなのです?」

「だって暁姉には攻撃力の高いブラック・マジシャンとホープ、それにグラン・モールがいるわ。 ホープの効果によってもう1度だけ攻撃が無効にできる。 それにグラン・モールの効果は相手ターンでも使えるわ。 例え【マスク・チェンジ】を引けたとしても響姉の手札にあるのはプリズマーだから光属性の【M・HERO】しか呼べない」


雷の説明を聞いて電は「成る程」っと納得する。


「確かにあの手札の枚数ではそう簡単に攻撃力の高いモンスターは呼べないのです・・・・・・」

「私は【E・HERO プリズマー】を召喚!!」


【E・HERO プリズマー】

星4/光属性/戦士族/攻1700/守1100


「プリズマーの効果発動! 1ターンに1度、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。 エンドフェイズまで、このカードは墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う!」


プリズマーの効果により、プリズマーはその姿をネオスへと変える。


「さらに私は【ミラクル・フュージョン】を発動! 確かにちょっとこの状況はヤバいけど、ヒーローっていうのはどんなピンチも乗り越えるところを見せてあげるよ!」

「なんですって!?」


響は人差し指を天に向けてミラクル・フュージョンの効果を説明する。


BGM「運命のテーマ」


「あれ? なんか・・・・・・遊戯王GXのBGMみたいなのが流れてる気が・・・・・・」


すると雷が響の方をよーく見ると・・・・・・彼女がスマホ弄ってBGMを流しているのが分かった。


「スマホでBGM流さないでよ!」

「細かいことは良いんだよ! 自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する!! 私は墓地のネオスとエアーマンを融合!! 【E・HERO ネオス・ナイト】を召喚!!」


【E・HERO ネオス・ナイト】

星7/光属性/戦士族/攻2500/守1000


「ネオス・ナイトの効果! このカードの攻撃力は、このカードの融合素材とした「E・HERO ネオス」以外のモンスターの攻撃力の半分の数値分アップし、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる!! ただしこのカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる!! ネオスと一緒に融合したのは攻撃力1800のエアーマン! よってその攻撃力の半分、900ポイントがネオス・ナイトの攻撃力に加わる!!」


ネオス・ナイト

攻2500→3400


「ラス・オブ・ネオススラッシュ!!」


ネオス・ナイトが飛び上がるとネオス・ナイトはブラック・マジシャンを剣で切り裂いて倒し、続いてネオス・ナイトはホープに攻撃を仕掛けるが・・・・・・。


「ホープの効果!! ムーンバリア!!」


オーバーレイ・ユニットを1つ使いネオス・ナイトの攻撃を一度だけ無効にした。


「だけどこれでオーバーレイ・ユニットを全て使ったホープは攻撃対象にされるだけで破壊される! ネオスとなったプリズマーでホープを攻撃!!」

「くっ、オーバーレイ・ユニットのないホープは攻撃対象になった時点で破壊されるわ」

「これによって戦闘の巻き戻しが起こるが・・・・・・私は攻撃を続行せずターンエンド。 そしてプリズマーはネオスから元の姿に戻る」


グラン・モールは残ったが・・・・・・上級モンスターが2体とも倒され逆転された暁、それに対して暁は少しだけ焦った。


【響】

LP1300

手札0

フィールド:ネオス・ナイト プリズマー


「私のターン、ドロー!」


【暁】

手札0→1


「私は【E・HERO エアーマン】を召喚し、その効果でデッキから【E・HERO シャドー・ミスト】を手札に加える!」

「なっ! やはり姉さんのは歴代主人公要素を集めたデッキか・・・・・・しかもシャドー・ミストを入れてるってことは・・・・・・」

「バトル! グラン・モールでネオス・ナイトを攻撃! その効果でネオス・ナイトとグラン・モールは手札に戻る! だけどネオス・ナイトはエクストラデッキに戻るわ!」


グラン・モールは手札に、ネオス・ナイトはエクストラデッキへと戻る。


「さらにエアーマンでプリズマーを攻撃!!」


エアーマンは背中の翼から竜巻を放ち、それがプリズマーに直撃してプリズマーは破壊されてしまう。


「ぐぅっ、プリズマー・・・・・・!」


【響】

LP1300→1200


「私はこれでターンエンドよ!」


【暁】

LP4000

手札2

フィールド:エアーマン 伏せカード1


「私のターン、ドロー!」


【響】

手札0→1


「くっ、私はカードを1枚伏せてターンエンド」


【響】

LP1200

手札0

フィールド 伏せカード1


「私のターン、ドロー!!」


【暁】

手札2→3


「私は【E・HERO シャドー・ミスト】を召喚!」


【E・HERO シャドー・ミスト】

星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1500


(あの伏せカード、気になるけどここは攻撃あるのみ!)


暁は思い切ってエアーマンで響へのダイレクトアタックを宣言する。


「エアーマンで響にダイレクトアタック!!」

「罠発動!! 【聖なるバリア-ミラーフォース-】!! このカードは相手モンスターの攻撃宣言時に発動でき、相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する!!」

「きゃっ!?」


エアーマンの攻撃がミラーフォースによって跳ね返され、エアーマンとシャドー・ミストが破壊されてしまう。


「なに!? ミラーフォースって添えるだけのカードじゃないの!? ならメインフェイズ2に移行し、手札から魔法カード【死者蘇生】を発動!! 自分または相手の墓地のモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚する!! シャドー・ミストを特殊召喚!! この瞬間、シャドー・ミストの効果発動! このカードが特殊召喚に成功した場合、デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加えるわ!!」


暁は自分のデッキからカードを1枚手札に加え、そのままカードを発動させる。


「速攻魔法!! 【マスク・チェンジ】発動!! 自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動!! 私はシャドー・ミストを対象に、そのモンスターを墓地へ送り、そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚するわ!! 来なさい!! 【M・HERO 闇鬼!!】」


【M・HERO 闇鬼】

星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1200


「このモンスターは攻撃力を半分にすることで相手に直接攻撃ができるわ! 次の響のターンで闇鬼をなんとかできなければあなたの負けよ響! ターンエンド」


LP4000

手札1


「まさか先にM・HEROを出されるとはね・・・・・・。 私のターン、ドロー!! よし、私は【E・HERO バブルマン】を守備表示で特殊召喚!! バブルマンは手札がこのカード1枚のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 そしてこのカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動でき、自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合自分はデッキから2枚ドローする!! 2枚ドロー!!」


【E・HERO バブルマン】

星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200


「来た! 私は速攻魔法を発動!」

「速攻魔法・・・・・・まさか響も【チェンジ】!?」

「いや、私は手札を1枚捨てて私が発動するのは・・・・・・【超融合】!!」


BGM「覇王のテーマ」


「だからスマホからBGM長すのやめなさいよ!!」

「雰囲気だよ雰囲気♪ このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない!! そして自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する!! 私は姉さんの場のエアーマンと闇鬼を融合!! 【E・HERO Great TORNADO】を融合召喚!! 」


【E・HERO Great TORNADO】

星8/風属性/戦士族/攻2800/守2200


「私の場のモンスターを素材に……!」

「Great TORNADOの攻撃!! スーパーセル!!」


Great TORNADOは強烈な風の弾丸を暁に浴びせ、暁のライフを削り取る。


「きゃあああ!!?」


【暁】

LP4000→1200


「響お姉ちゃんと暁お姉ちゃんのライフが並んだのです!」

「ターンエンドだよ」


【響】

LP1200

手札0

フィールド:Great TORNADO バブルマン


「私のターン、ドロー!」


【暁】

手札1→2


「私は困った時の魔法カード【貪欲な壺】を発動! 墓地のモンスターを5枚デッキに戻しシャッフル、その後私は2枚のカードをドローする!」


暁は墓地の【ブラック・マジシャン】【シャドー・ミスト】【ホープ】【闇鬼】【エアーマン】をデッキに戻し、カードを2枚ドローする。


手札1→3


「私は手札から魔法カード【ハンマー・シュート】を発動!! フィールド上で1番攻撃力の高いモンスターを1体破壊するわ! つまり、Great TORNADOを破壊する!!」


Great TORNADOの頭上から巨大なハンマーが落下し、Great TORNADOはそのまま破壊されてしまった。


「くっ!」

「さらに私は手札から【黒魔術のカーテン】を発動! LPを半分払い、デッキから【ブラック・マジシャン】を特殊召喚! 黒魔術のカーテンを使用したターン、私は通常召喚、特殊召喚、反転召喚が封じられるわ」


【暁】

LP1200→600


「ブラック・マジシャンでバブルマンを攻撃! ブラック・マジック!」


ブラック・マジシャンの放った攻撃により、バブルマンを成すすべなく破壊されてしまう。


「これでターンエンドよ」


【暁】

LP600

手札1枚

フィールド:ブラック・マジシャン 伏せカード1


「凄いわね、さっきから2人とも自分のターンが来るたびに状況が逆転してるわ……」

「でも今は暁お姉ちゃんの手札には鬼畜モグ……グラン・モールがいるので上級モンスターを召喚してもすぐに暁ちゃんのターンで手札に返されてしまいますし……」

(私の伏せカードはさっきから全然使う機会のない【ヒーロー見惨】だけど……もしブラック・マジシャンを倒されてもそのカードの効果でグラン・モールを呼び出して攻撃をなんとか防ぐことはできる!)


そして響のターン……。


(流石に次のターンで逆転しないと……私の負けだ。 だけど、ヒーローっていうのは何時だってピンチを乗り越えるものだ!!)


響はカードをドローする。


「私のターン、ドロー! 私は魔法カード【ホープ・オブ・フィフス】を発動!! 自分の墓地の「E・HERO」と名のついたカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフル。 その後、デッキからカードを2枚ドローするが……このカードの発動時に自分の手札・フィールド上に他のカードが存在しない場合はカードを3枚ドローする!!」


響がデッキに戻したのは【ネクロダークマン】【アナザー・ネオス】【Great TORNADO】【バブルマン】【プリズマー】の5枚。


「E・HERO専用の貪欲な壺ね……!」

「来た……!」


BGM「十代のテーマ」


「だから……! もういいわ」

「私は【E・HERO ワイルドマン】を召喚!! さらに私は手札から速攻魔法【マスク・チェンジ】発動! ワイルドマンを対象にエクストラデッキから変身召喚!! 【M・HERO ダイアン】!!」

「遂に来たわね、【M・HERO】……!」

「ダイアンでブラック・マジシャンを攻撃!! ディスバーション!!」


ダイアンの剣がブラック・マジシャンを貫き、ブラック・マジシャンは破壊され暁は300のダメージを喰らってしまう。


【暁】

LP600→300


「くっ」

「さらにダイアンの効果発動! このモンスターが相手モンスターを破壊し墓地に送った時、デッキからレベル4以下のHEROを召喚できる! 【シャドー・ミスト】を特殊召喚!」

「なっ!?」

「シャドー・ミストの効果! このカードが特殊召喚に成功した時、【チェンジ】を1枚デッキから1枚手札に加える!」


シャドー・ミストの効果により、響は「チェンジ」を手札に加えそのまま発動。


「成程! ダイアンとシャドー・ミストのコンボなのです!」

「シャドー・ミストを対象に速攻魔法! 2枚目! 【マスク・チェンジ】発動!! 何時の時代も世界を変えて来たのは一瞬の輝き……! 変身召喚!! 【M・HERO 闇鬼】!! アッセンブル!!」

(相手に与えるダメージは半分とはいえ、闇鬼は相手に直接攻撃できる! ここでヒーロー見惨を発動してもグラン・モールで防げない!)

「闇鬼で姉さんにダイレクトアタック!!」


闇鬼は暁へと飛びかかり、そのままその爪で暁を切り裂き……一気に彼女のライフを0にした。


「きゃあああああああああ!!!!?」


【暁】

LP300→0


「ガッチャ! 楽しいデュエルだったよ姉さん」

(あっ、やっぱり言うんだガッチャって……)



























「姉さんが意外と強くてびっくりしたよ、凄いね、ファンデッキなのに」

「ふふん、レディーならどんなデッキだって使いこなせるようにならなくちゃね!」


すると響が「でもなんでARC-V要素はなかったの?」と尋ねると暁曰く「まだ見てないのよ……」とのこと。


「まぁ、作者も遊戯王のアニメはまちまちでARC-Vは全然見てないからねぇ……」