OP「すすめ! ウルトラマンゼロ」
挿入歌「DREAMFIGHTER」
ED「キラメク未来」
暗黒巨人ダークゼロ
破壊獣モンスアーガー
登場。
********************************************
第1弾 『死闘! ゼロVSダークゼロ』
ランとなのは、フェイト、はやてはいつものように学校に行き、龍夜、セイナ、ライハ、ネーナ、カズキも入学する事になった。
アホの子は一応ちゃんと入学出来た。
はやてやカズキ、セイナ達はクラスが違い、龍夜は年が違うので上のクラスに入る事になり、授業を受けていた。
「ねーねー、なんで龍夜と同じクラスじゃないの?」
「あのですね、龍夜さんどう見ても私達と年が違うじゃないですか。 少しでも年が離れてればこうなりますよ」
セイナのその答えにライハ「ぷぅ〜」っと頬を膨らませていた。
因みにマテリアルズの事はなのは達の親戚だったり双子の妹だったりという事にしている。
そしてクラスはセイナ達がなのは達のいるクラス、カズキがはやてと同じクラス、龍夜は上の学年という事である。
その頃、なのは達の教室では……。
「……」
フェイトに元気が無かった。
「ねぇ、やっぱり光がいなくなったからフェイト元気無いの?」
アリサが小声でランに尋ねると、ランは「あぁ」と答えた。
光は現在9つの世界ウルトラマンと仮面ライダーの世界を旅してる途中である、光とフェイトは恋仲な為、フェイトは寂しがっていたのだ。
(光、早く帰ってきてよ……)
光は学校では別の学校に転校した事になっているが、この世界に戻ってくればまたこの学校へ入学する。
*
放課後、ランとなのはは手を繋ぎながら帰宅をしている途中で、今2人は人気のない橋を渡って歩いていた。
「やっぱりフェイトちゃん、寂しいんだろうね。 もし、ランが遠い所行ったら……」
なのははチラッとランを見る。
「大丈夫だよ、光だって言ってたろ? あいつは絶対帰ってくるって」
「……うん」
赤い身体に頭部に皿がある「破壊獣モンスアーガー」が突如空中からワームホールが出現し、降り立った。
「ギャオオオオ!!!」
「怪獣だよラン!」
「あぁ!」
ランはウルトラゼロアイを取り出すが、その時、視線を感じ振り返ると少し離れた位置に自分達と少し年上くらいの少年がこちらを見ていた。
「なに? あの人?」
少年はウルトラゼロアイそっくりの黒いウルトラゼロアイ「ダークゼロアイ」を取り出し、目に装着した。
「デュワッ!!」
少年の姿は黒い光に包まれ、モンスアーガーの元まで飛んで行き、モンスアーガーの目の前にウルトラマンゼロそっくりの巨人が現れた。
プロテクターと目は紅く、身体の銀色の部分以外は黒く染まったゼロ、「暗黒巨人ダークゼロ」へと少年は変身したのだ。
「あれって……!」
「ウルトラマン、ゼロ!?」
人々はダークゼロをウルトラマンゼロと勘違いし、喜ぶ者がいるがすぐにいつもと違うと気付いた。
「シェア!!」
ダークゼロはモンスアーガーの顔を蹴りつける。
「グウ!?」
負けじとモンスアーガーが連続でダークゼロに殴りかかるがダークゼロは余裕で全てを避け、モンスアーガーの背後に回り込んで首を絞めつけ、地へと叩きつける。
「デュッ!!」
「ガオオ!!?」
叩きつけたモンスアーガーの頭を掴み、持ち上げてモンスアーガーの横腹を蹴り、腹部に膝蹴りを炸裂させた。
「ヌオオ!?」
「ハアア、シェア!!」
右足に炎をまとわせて繰り出す飛び蹴り、「ダークゼロキック」がモンスアーガーの弱点の頭の皿に炸裂し、皿が割れ、モンスアーガーは力なく倒れこんで消滅した。
ダークゼロは人々に向けてサムズアップをしたことで、人々は彼もウルトラマンだと思い安心感を抱いた。
そして人々から歓声が上がり、ダークゼロは両手を広げて歓声を受け止める。
「ハッハッハッハ」
*
翠屋へと戻ったランとなのはは……。
「くっそ!! なんなんだあいつは! 人の姿真似しやがって!」
「真似って姿だけだよ……?」
「ちょっくら俺出かけてくる!! あのニセモノ野郎見つくろってやる!」
ランは翠屋を飛びだし、先程の少年を探しに行った。
「ちょっとラン!?」
ランは川沿い辺りまで走りながら少年を探していた。
「誰かお探しかい?」
ランが振り返るとそこにはあの少年がいた。
「このニセモノ野郎……」
「ニセモノ? バカ言うな。 俺もウルトラマンゼロだ」
「ふざけんな! あんなんどう見てもニセモノだろ?」
少年は「ふぅ〜」とため息をつくと……。
「残念だが、ニセモノじゃない。 最も『元』ウルトラマンだが」
「なに?」
「俺は別世界に渡る術がある。 つまり、俺は別世界から現れた」
少年の話だと、ランがいた世界とは違う世界のウルトラマンゼロで、ランと同じくウルトラマンレオの元で禁句を犯したため修行していた。
だが彼は修行が嫌で修行から逃げ、ある星で「闇」を自分のものにした。
それがあの姿、ダークゼロである。
「んで、俺は力をもっと求め、ダークゼロになった際に別世界に行ける能力を見に付け色んな世界を周りながら強い奴を倒し強くなり続けた」
「で、次のターゲットがこの世界って訳か」
少年は「そうだ」と答え、ランを指差す。
「ホントは破壊者とかいう奴と戦いたかったが不在みたいだからその師匠と言われてるゼロ、お前に決闘を申し込む!!」
そういうと同時に少年はランに向かって一瞬で近づき、ランの胸倉を掴んで放り投げる。
「ッ!?」
地面に叩きつけられるラン。
「ぐあっ!? いって〜!?」
「もし断ったら、怪獣を送り続けて挑発を繰り返す。 決闘は今日の夕方5時だ」
少年はそれだけ言うと去っていこうとする。
「そうだ、俺の名前を教えてやる。 『諸星(もろぼし)レイヤ』だ」
名乗った後、レイヤは歩き去った。
(あいつ、俺より強い。 今の俺じゃ……)
ランはその場に座り込む。
「ラン!」
とそこへなのはが駆けつけた。
「なのは……」
「どうしたの? 元気無さそうな顔だけど……?」
なのはがランの隣に座りこむ。
ランは先程の事をなのはに話してみた。
「そんな事で落ち込んでたの?」
「そんな事って……、もし、俺が負けたらって思うとさ……」
なのはが突然ランの両肩を掴み、顔を近づける。
「はっ!? ちょ、なのは!?////」
「えい!」
顔を真っ赤にしてるランだが突如なのはがランに「俺は石だ、石頭だぁ!!」とか言ってる人波の威力の頭突きを炸裂させた。
「アダァ!?」
「ランらしくないよそんなの! ランはいつも自信満々で、そんなちゃんと戦う前から諦めてどうするの!? ランはランらしく、何時も通りに戦えばいいんだよ、ランらしく!」
なのはのその励ましに、ランは笑みを溢し、なのはを抱きしめる。
「ふえっ////」
「ありがとな、なのは」
「う、うん////」
もうすぐ約束の時間、ランは走り出す。
そして時刻が丁度5時になると、ランとレイヤは人気のないある場所で再び顔を合わせ、ランはウルトラゼロアイ、レイヤはダークゼロアイを取り出して目に装着した。
「「デュワッ!!」」
ランはウルトラマンゼロ、レイヤはダークゼロに変身した。
「「さあ、おっぱじめようぜ!!」」
ゼロとダークゼロの死闘が始まる。
「デアッ!」
「デュア!!」
ゼロとダークゼロの蹴りが同時に炸裂するが、威力はダークゼロの方が上であり、足にダメージを負うゼロ。
「デュッ!?」
「デアッ!!」
ダークゼロがゼロの肩を掴み、膝蹴りをゼロの胸に叩きこんでゼロの顎にアッパーを決める。
「デアッ!!」
「グアッ!!?」
ダークゼロの攻撃に倒れこむゼロ。
「どうした? この程度か!!」
ゼロを無理やり立たせ、ダークゼロは何度もゼロの顔を殴りつける。
「ぐっ!? がはっ!?」
民間人などはなぜゼロとダークゼロが戦ってるのか不明であり、困惑していた。
倒れこんだゼロを両手を広げ、「ハハハハ」と笑いながらゼロを蹴りあげるダークゼロ。
「ングッ!?」
ゼロの頭を掴み、ゼロの腹部を殴りつける。
「野郎!! シェア!!」
ゼロはジャンプしてダークゼロに飛び蹴りを繰り出したがダークゼロはゼロの足を掴んで投げ飛ばす。
「ぬわあ!!?」
次にゼロはダークゼロに殴りかかるもダークゼロは避けてゼロの背中を蹴りつけ、ゼロとダークゼロは互いに同時に両腕をL字に組んでゼロは必殺光線「ワイドゼロショット」、ダークゼロも必殺光線「ダークゼロショット」を同時に発射。
威力を高めるゼロだが、ダークゼロの方が威力は上でゼロは吹き飛ばされる。
「デュワッ!!?」
押されっぱなしのゼロ、なのはは橋の上で戦いの様子を見ている人々に呼びかけた。
「皆さん、あっちのゼロを応援しましょうよ!! あの黒いゼロの戦い方は、自分の強さをただ自慢してるだけの戦いです!!」
なのはのその呼びかけに、確かにそうだと思い始める人々。
「ウルトラマンゼロは、そんな自慢するような戦いは絶対にしない!! ゼロ、頑張って!!」
なのはの声援を受けるゼロ、さらに次々と人々の声援がゼロに送られる。
「頑張れウルトラマーン!!」
「ゼロー!!」
それが目障りなのか、ダークゼロは人々を睨むように見る。
ダークゼロはゼロを抑えつけて何度もその顔を殴るが、途中ゼロに拳を受け止められる。
「へっ、やるじゃねぇか……」
「なに!?」
「だがな、自分の強さを自慢するような野郎が俺に挑もうなんざ……2万年早いぜぇ!!」
ダークゼロを突き離し、廻し蹴りを叩きこむゼロ。
「ぐっ!? デュア!!」
ダークゼロは頭にある2本のブーメラン「ダークゼロスラッガー」をゼロに投げ、対するゼロは頭の上にある2本のブーメラン「ゼロスラッガー」をダークゼロスラッガーを弾く為に投げ、互いのスラッガーが激しくぶつかり合い頭の上に戻ってくる。
「デヤア!!」
ゼロに殴りかかるダークゼロだがゼロは避け、ダークゼロの背中に足を振り上げてそのままダークゼロの背中に思いっきり足を振り下げて蹴りつけ、倒れこんだダークゼロを両腕で逆さに持ち、高く飛び上がってパイルドライバーの様な動作でダークゼロを頭から地面に叩きつける「ゼロドライバー」を炸裂させる。
「でりゃあああ!!」
「ぐわあああ!!!?」
「うわっ、いたそ〜」
なのはは頭を押さえてそんな事を呟く。
「ぐっ……こんの野郎、よくもやりやがったなぁ!」
頭からダークゼロスラッガーを手にとり、ゼロに突っ込んで行く。
対するゼロは頭のゼロスラッガーを手にとり、融合させ三日月型の剣「ゼロツインソード」へと変える。
「フン、シェア!!」
ゼロはこちらへ接近するダークゼロに向かってゼロツインソードを構えてこちらも突撃、そして腕を伸ばし、高速でドリルのように回転しながらゼロツインソードで敵を斬りつける「プラズマスパークスピン」を繰り出す。
「ブラックホールが、吹き荒れるぜぇ!!」
ダークゼロとぶつかり合うと、ダークゼロは吹き飛び、遠くへ飛んで行きながら消え去った。
「ぐわああああ!!!?」
「シェア」
人々にサムズアップを向け、なのはの方をゼロが見ると2人は頷き合い、ゼロは空へと飛び去った。
「デアッ」
その後、ゼロはランの姿に戻り、なのはの元へ。
そして先程の場所で待っているなのはにいきなりなのはを抱きしめるランだった。
「ふにゃ!?////」
「有難う、お前が励ましてくれたおかげだよ」
「お、お礼なら抱きしめる以外がいいな////」
「えっ?」
なのははランから少し離れて自分の唇に指を押しあてる。
「ダメ、かな?////」
上目遣いでランを見るなのはに、ランは胸がキュンッとときめくが……。
(どういう意味だ?)
意味を全く理解していなかった。
「意味、分かってないでしょ?」
頬を膨らませながら聞くなのはにランはギクッとなってしまう。
なのははランの肩に手を置いて背伸びし、ランの口に自分の唇を軽く当てると、すぐに離れる。
「……ッ////」
「……」
唖然とするランと顔を真っ赤にするなのは。
「ファーストキスだからね?////」
その言葉の意味はランは理解し、一気に顔を真っ赤になった。
なのはは恥ずかしさのあまり翠屋まで走り出し、ランはその場に取り残され、顔を真っ赤にしたままだった。
*
その頃、レイヤは……。
「イテテ……」
ボロボロの状態でレイヤはある家の前、というか龍夜とマテリアルズが住んでる家の前で倒れこんでいた。
「大丈夫ですか!?」
そこへ自分を心配するようにセイナが声を慌ててかけた。
(……可愛い///)
セイナの顔を見るとレイヤは顔を赤くし、起き上がる。
「あぁ、平気平気……イッ!?」
怪我をしている肩を抑えるレイヤ。
「怪我してるんですね、すぐに手当てしますから待っててください」
セイナにそう言われ、無理やり家の中へと連れて行かれるレイヤだった。