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クマチャッピー著 ピクミン鬼ごっこ - 〜犠牲〜

📚 目次

1 その他 (31ページ)

... 4ページ省略 (p.4〜p.7)
〜罠〜
└ 第7節
8
📍 〜犠牲〜
└ 第8節
9
〜励まし〜
└ 第9節
10
... 19ページ省略 (p.11〜p.29)
〜再会〜
└ 第29節
30
〜願い〜
└ 最終節
31
9/31 ページ

「くそ・・・。」

「さて、もうそろそろ時間だね。君たちにチャンスをあげようか。」

「チャンス?」

「実は僕たち鬼は、一回にピクミンを一人以上捕まえないと、自分が処罰される。本当は僕だってこんなことはやりたくないんだ。だから、二人以上は捕まえないようにしている。君たちの中から一人捕まってくれれば、後は逃がしてやってもいい。どうだ?」

「死ぬのは誰か、ってことか・・・」

「どうする?」

「・・・・・・・俺がいく。」

 と、手を挙げたのは宗太。

「宗太!だめだ!」

「どうせ一人死ぬんだ。みんな、死にたくないんだろ?」

「そりゃそうだけど・・・。」

「じゃあ俺は行くよ。楽しかったぜ。」

「・・・決まりだな。じゃあオレはコイツを連れて行く。」

「・・・・・・・・・いいのか?」

「いいんだ。俺はもうやり残したことはない。」

 と、宗太は鬼に連れて行かれた。

 と同時に終了の合図がなった。

「・・・・・ところでゴン太は?」

「ちょっと待ってて。この人口計算機は、一人ひとりの生死データも検索できる。・・・・・・・・・・・やられてる。」

「くそ!一日で二人やられたか!」

「ゴン太と宗太はほんとに怖くなかったのかなあ・・・。」

 いや、本当は怖くて仕方なかったに違いない。まだやり残したこともあったに違いない。


ピクミン鬼ごっこ二日目、終了・・・・・。