残るは秀介一人。おそらく鬼は、40人ほどいるだろう。
秀介はこんな目立つ所にいては駄目だと感じ、ペレット草が、いっぱい生えている見つけにくい所へ移動した。
が、移動する途中、鬼に見つかってしまった。
「何?くっ逃げるしかない!」
秀介は、全速力で走った。先ほど少し休憩したので、つらい事は無かった。しかし、このまま走れば、1分も経たないうちに疲れて、捕まってしまう。秀介は木がいっぱい生えており、入り組んだ迷路のような所に入った。
秀介はちょろちょろ動き回り、鬼は、完全に秀介を見失ってしまった。
後1分。
秀介は、迷路を出た。と、その時、目の前には鬼、10人が待構えていた。
秀介は後ずさりした。こんな所で捕まってたまるか!また迷路の方に逆廻りし、鬼を混乱させる。
後10秒。
「あと少しだ!頑張れ秀介!」
自分で自分を励まし、全速力で走る。
9,8,7,6,5・・・
もう少し...。すると、前と後ろから、大量の鬼が現れた。
「逃げ切って見せる!」
秀介は横へ走った。40人の鬼が、慌てて秀介を追いかける。
3,2,1・・・
0!
「ピッピーー」
あのけたたましい音が鳴った。
ピクミン鬼ごっこ、終了
「やったぞー。俺は逃げ切った!」
後ろを追いかけていた鬼は、がっくり肩を落とし、どこかへ消えていった。秀介が喜んでいる時、変な放送が流れた。
「私はテラスだ。見事生き残ったのは赤坂秀介君。おめでとう。これからホコタテ星で、色々働いてもらう。まあこの話は後にしよう。所で生き残っている諸君、この一週間私達は4999人の若者を殺した。この中にはもうあの人には会えないとお思いだろう。だがね、ちゃんと死体は保存してある。今からそちらへ送るから、楽しみにしていたまえ。」
どういうことだ?秀介は上から降ってくる棺桶を見ながら、そう思った。.....