簡単無料小説

クマチャッピー著 ピクミン鬼ごっこ - 〜逃走劇〜

📚 目次

1 その他 (31ページ)

... 14ページ省略 (p.4〜p.17)
〜空中戦〜
└ 第17節
18
📍 〜逃走劇〜
└ 第18節
19
... 9ページ省略 (p.21〜p.29)
〜再会〜
└ 第29節
30
〜願い〜
└ 最終節
31
19/31 ページ

 もう仲間は2人しかいない。浩介も洋も死んでしまった。

 洋から貰った物。それはレミとツーショットの写真だった。

 ゴン太もレミも宗太も洋も浩介も死んでしまった。秀介と亜美は必死に涙をこらえながら雪道を歩いていた。ずっとずっと真っ直ぐに進んでいた。

 もう体も心もぼろぼろだ。そんな時、亜美が今まで無言だった空気に1声をあげた。

「秀介。私達これからどうなるの?身近な友達が5人も死んじゃった。何で私達ホコタテ星で働くために、こんな事してるのかしら...。私達も死ぬのかな...。」

 いつもの明るい亜美ではなかった。秀介もかなりブルーになっていた。

「ああ、そうかもな。でも、今まで死んで逝った、5人、いや4000人の為に僕達は絶対に頑張らないといけない。」

 少なくとも希望は持っていた。

 歩いていくにつれて、雪は解けていき、あの目覚めの森に着いた。

 こんな美しい所でも、二人の心は全く晴れない。また何時間経つと、ここに逃げてきた何人もの血を見ることになってしまうのだ。

 それから2人は、何も話さずまま、あの恐ろしい音を聞く。

 

 ピクミン鬼ごっこ6日目スタート


 始まると同時に、待っていたのか、鬼が3人現れた。いきなりの登場だが、そんなもの2人は慣れていた。走る準備をもうしていた2人は、すぐ走り、差をつける事ができた。

 そして、右に曲がり、身を隠した。3人の鬼は、知らずに真っ直ぐ走って行った。

「亜美、捕まってねえかい?」

「当たり前でしょ。もう。」

 とその時、いきなり草の中から鬼が現れた。

「うおっ。」

 これには秀介も驚嘆し、2.3歩後退した。

「終わりだー。」

 向かってくる鬼に、蹴りを入れ、2人は何とか逃げた。

 さらに、鬼が昼に作っておいた落とし穴に引っかかり、鬼のリズムは大幅に崩れた。

「よっしゃ。」

 2人は拳を当て、嬉しそうに走っていった。


 5000人中968人 


 終わりまで後34分。