こちらは亜美。
「な..なんで私のところばっか来るのよ。」
もう体力も限界だと言うのに、ここに来て2人の鬼に追い掛けられているのだ。
理由は分かる。鬼達は一日一人捕まえないと、罰が与えられるため、捕まえやすい女を狙ったと言うことだ。
しかし、亜美は男に負けないほどの、スピードを持っているので、鬼は思う以上にてこづっていた。
「あんた達なんかに捕まるもんですか。・・・!!」
亜美は、驚いた。
前は行き止まりだった。
「そ...そんな...。」
亜美は、顔を真っ青にして、その場にしりもちをついた。
こちらは秀介。
鬼が追いかけて来なくなって、秀介は体力温存のため、しゃがんだ。
「あ...亜美の奴大丈夫かな...。」
ハアハア言いながら、秀介は分かれ道の所を見た。
と、その時、分かれ道の所から、鬼に抱えられ、連れて行かれる女性を見た。
亜美だ!秀介は思わず立ち上がった。たった一人の仲間も、連れて行かれた。
あと俺一人か....。いや、まだ諦めない。俺は亜美を助ける!
そう思った瞬間、秀介は自然に走っていった。全速力。
だが、前ばかり見ていたので倒れていた倒木につまずき、大きく倒れた。
足には刺し傷がある。木が刺さったのだ。
「く...くそ..。」
秀介は、足に刺さった木を抜き、ふらふらと走り始めた。
だが、足が痛くて思いっきり走れない。もう駄目だ...。亜美...。
その時、いきなり前から赤チャッピーが現れ、鬼を襲った。
いきなり現れて、吃驚した鬼は亜美を放り投げて、転んだ。これで、鬼の標的はチャッピーの方になり、2人の鬼は赤チャッピーに攻撃をした。赤チャッピーは苦しみながらも、秀介に目で合図をした。はっとした秀介は、走って、意識を失って、倒れている亜美を抱えた。
そして、今の足の力を全部使い、思いっきり走った。
その時、あの音が鳴った。
5000人中132人
ピクミン鬼ごっこ6日目、終了.....