簡単無料小説

クマチャッピー著 ピクミン鬼ごっこ - 〜2人の出会い〜

📚 目次

1 その他 (31ページ)

... 17ページ省略 (p.4〜p.20)
〜救出〜
└ 第20節
21
📍 〜2人の出会い〜
└ 第21節
22
〜銃声〜
└ 第22節
23
... 6ページ省略 (p.24〜p.29)
〜再会〜
└ 第29節
30
〜願い〜
└ 最終節
31

〜2人の出会い〜

第21節
22/31 ページ

「う...う..ん....、はっ!」

 亜美は、目を覚まし、少し体を起こした。

「私、捕まって死んだのかしら...。」

 と顔を前に向けると、秀介の顔が見えた。

「秀介!」

 亜美が大きい声を出したので、秀介が亜美に気付いた。

「おっ。亜美目ぇ覚ましたか。」

「うん。ってことは私、生きているのね。」

 亜美の言葉に、秀介はくすくす笑った。

「当たり前だろ。」

「何で笑うのよ。」

 また2人の小喧嘩が始まった。鬼ごっこが始まる前まではこのような事を1日1回はやっていたものだ。喧嘩が終わり、亜美が落ち着いて、こんな事を言っ

た。

「こんな事を言うのはおかしいけど、何で私達こんなに仲良くなったんだろ

う。」

 焚き火がパチパチいう中、秀介は、

「さあなぜだろう。全く違う小学校だったのに、中学はいってから仲良くなったからな。」

「あっ。そんやあ最初に喋ったのは修学旅行の夜の時だったよね。」

「よくそんな覚えてるな...。」

 秀介は亜美の記憶力に驚いた。

「それでね。秀介が面白い冗談を言ったから、私が思いっ切り背中を叩いて突っ込んでやったのよ。」

「ああ、そんな事あったな。あれ痛かったんだぞ!」

「嘘おっしゃい!」

 亜美は笑いながら、秀介の背中を叩いた。

「痛い!痛いって!」

 そんな事言っている秀介もいつか笑っていた。

「それからずっとここまできたんだね。凄いわ...。」

 すると、2人はいきなり静かになって、こんな事を話していた。

「俺達絶対逃げ切ろうな。」

「うん!」

「約束だからな!」

「うん!」

 そんな事をいうと、2人は今までやったことも無い、指きりげんまんをした。

「今日はもう寝よう。そして、明日に備えよう。明日でもう終わりだ。」

「分かった。お休み。」

 こうして2人は睡眠をとった。


 ピクミン鬼ごっこ最後のゲームまで、あと18時間..... 。