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クマチャッピー著 ピクミン鬼ごっこ - 〜予期せぬ刺客〜

📚 目次

1 その他 (31ページ)

... 8ページ省略 (p.4〜p.11)
12
📍 〜予期せぬ刺客〜
└ 第12節
13
14
... 15ページ省略 (p.15〜p.29)
〜再会〜
└ 第29節
30
〜願い〜
└ 最終節
31

〜予期せぬ刺客〜

第12節
13/31 ページ

 食事を終えたところでサイレンが鳴り響いた。

 

 4日目スタート

 

 このままでは地上にすら出れないので鬼が来る前に最終フロアーに向かった。

 最終フロアーではケメクジが寝ていた。

「ちょうどいいや、隠れさせてもらおう」

 という洋の提案で陰に潜むことにした。

「大丈夫かな・・・」

 と、心配している亜美に。

「じゃあ一人で行けば?」

 と、秀介がいつものようにいじめてる。

「サイテー」

 いつもこんな感じで話をしているのだ。が、行動を開始するのは予想以上に早かった。

 

 開始から20分後鬼が二人降りて来た。

「きたぞ、どうする?」

「どうするもこうするも上に上がるさ」

 そうこう話している間に鬼が近づいてきた。

「俺が石を投げて気を逸らさせるから皆一斉に走れ」

 そう、浩介が言うと、みな身構えた。

 そして、浩介が反対側に石を投げた。鬼は一瞬驚いたようだが、すぐに石の方向に目を向けた。

「いけ!」

 浩介の掛け声と共に一斉に間欠泉に向かって走り出した。

 それに気づいた鬼が後を追う。が、ケメクジが邪魔なようで大回りになり、逃してしまった。

「楽勝だな」

 と、秀介が言うと。

「そういうこと言うといつかひどい目にあうよ」

 いつものように亜美が突っ込むと同時に地上に着いた。

「鬼はいないか?」

 辺りを見るがいないようだ。

「よし、ヤツラが来る前に行くぞ」

 そういって最初に黄オニヨンのあった場所まで走った。

 だが、そのときだった。

「キャー」

 亜美がサライムシにつかまえられている。

「おい、どういうつもりだ」

「なんでも協力すれば願い事をかなえてもらえるって聞いてな。悪いが俺はあっちに協力するぜ」

 そういうと亜美をつかんだままサライムシは飛んでいった。

「亜美ーー」

 後には秀介の声が無常に響いた。

 

 残り25分