簡単無料小説

軍神杉本五郎中佐遺著 大義    -

📚 目次

1 序 文 (1ページ)

2 噫軍神杉本中佐 (1ページ)

3 発刊に際して (1ページ)

4 杉本中佐略歴 (1ページ)

5 緒  言 (1ページ)

📍 無題
5

6 第一章 天 皇 (1ページ)

7 第二章 道 ?コ (1ページ)

8 第三章 「無」の自覚到達の大道 (1ページ)

9 第四章  神國の大理想 (1ページ)

10 第五章  皇  道 (1ページ)

11 第六章  解  党 (1ページ)

12 第七章  生活原則 (1ページ)

13 第八章  七生滅賊 (1ページ)

14 第九章  國  防 (1ページ)

15 第十章 第一等の人物 (1ページ)

16 第十一章 維 新 (1ページ)

17 第十二章 ?~ 勅 (1ページ)

18 第十三章 信 仰 (1ページ)

19 第十四章 大 命 (1ページ)

20 第十五章  神 社 (1ページ)

21 第十六章 高天原 (1ページ)

22 第十七章 戦 争 (1ページ)

23 第十八章 皇國民の定義 (1ページ)

24 第十九章 行 (1ページ)

25 第二十章 死生観 (1ページ)

5/25 ページ

吾児孫の以て依るべき大道を直指す。名利何んするものぞ、地位何物ぞ、断じて名聞

利慾の奴となる勿れ。


士道、義より大なるはなく、義は 君臣を以て最大となす。出処進退総べて 大義を

本とせよ。大義を以て胸間に掛在せずんば、児孫と称することを許さず。一把茅底折

脚鐺内に野菜根を煮て喫して日を過すとも、専一に 大義を究明する底は、吾と相見

報恩底の児孫なり。


孝たらんとせば、大義に透徹せよ。


大義に透徹せんと要せは、すべからく先ず深く禅教に入つて我執を去れ。もし根器堪えずんは、他の宗乗に依れ。戒むらくは宗域に止まつて奴となる勿れ。唯々我執を去るを専要とす。


次に願わくは、必死以て 大義擁護の後嗣を造れ。而してそは汝子孫に求むるを最良

とし、縁なきも大乗根器の大士ならば次策とす。一箇忠烈に死して、後世をして憤起

せしむるは止むを得ざるの下策と知れ。よろしく大乗的忠の権化、楠子を範とせよ。


歳々大義の滅し去ること、掌を指すよりも明白なり。汝ら 大義の章々を熟読体得し、協力一致、大義護持以て 皇國を富岳の安きに置き、聖慮を安んじ奉れ。  

至嘱々々


                 父  五 郎

   正 殿  外

        兄弟一統