「で、背広で戦争とはどういう神経をしているんだろうね」
「洋服の○山やコ○カなら動きやすさに関しては大丈夫だろうよ」
「まあ、いいじゃないか。とりあえず銃と爆弾持って行こうや。どうやら現在位置は徳島県阿南市のようだ」
「ずいぶん変な所に居るなあ…」
五藤がちょっと嫌な顔をした。
「敵さんってのは出てこないのか?戦闘ゲームに敵はつき物だろうよ」
「ああ、それなら後ろに居るよ」
深澤が呑気そうに言った。その時、ときの声をあげて棒人間共が突進してきた。
「お前よく呑気にしていられるなあ!!!」
山村が喚きながら銃をばら撒き始めた。棒人間共は弾を浴びるとあっけなく消滅していった。やがて棒人間共は消え、静寂が戻り始めた。
「上出来じゃないか。百発百中だ」
「頼むから呑気にしないでくれよ。元の世界に戻ってやるべきことやらんとクビになっちまう」
山村が弾を込めながら苦笑いした。
「じゃ、どこに行く?徳島か室戸か」
「時計回りに四国を押さえていこうや。まずは室戸だ」
三人はのんびりと歩き始めた。山村は呑気にするな、と言っていたが…