01:挨拶代わりのいたずら
「土方コノヤロー、あと三秒で起きなかったらマジ襲いやすぜぃ。」
沖田は土方の布団をまくると耳元で大きな声で叫んだ。
…、そう、この状況からするに沖田が土方を起こしているのである。
普段1番に起きて、仕事をこなしている土方は、今日はまったく起きる気配がないのだ。
この頃徹夜が続き、疲れているのだろうが生憎今日は仕事がある。
そして、今このようなことになっているのだった。
「土方さん〜、マジで早く起きてくだせェ。…。」
しかし土方は一向に起きようとしない。そんな土方に痺れをきらしたのか沖田は溜め息をもらした。
…しかし、その溜め息もいつしか黒い笑みに変わっていた。
こんなに熟睡している土方はみたことがない。
だったら、少しだけ悪戯していまおう。
沖田は土方の着流しを解き、上半身をはだけさせた。
「…土方さん…。」
沖田は名を呼び、起きていないことを確認すると首筋に顔を埋めた。
いつも通りの土方のにおいに、沖田は少し安心しながらも、そのまま首に歯を立てた。
「っ…。」
微妙に土方が動いたが、そんなことはお構い無しに続ける。
歯を立ててきつく吸ったあと、優しく口づけをすれば、くっきりと土方の首に沖田の証、つまりキスマークが浮かぶのであった。
普段人に見える位置にはつけたことなかったので、なんとなく
心から達成感がわきあがってきた。
「ん…あ、あれ、総悟…?」
ようやく目が覚めたか目をごしごしとこする土方を見て、沖田はニッコリと笑った。
「おはようございやす、土方さん。」
土方がキスマークに気づき、抜き身の刀を手に沖田を追いかけまわすまであと少し…。
02:頬にキス
「土方さん。あんたに頼みたいことがあるんでぃ」
いつものように書類などを読み、仕事を片付けている土方の元に沖田はやって来た。
…しかも、随分とあらたまった様子で。
「ん、どうした総悟?」
土方は書類から目をそらし、沖田をまっすぐ見つめる。
「…土方さんから、俺にキスしてくだせェ。」
「…は???」
しばらく言っていることが分からなかった土方さんは硬直していたが、
やがて言葉の意味を理解したようでまるでタコのように頬を朱にそめた。
「はっはぁぁぁぁぁぁぁ!!!??///お前バカか!!そんなことできるわけねえだろ!!」
土方が騒ぎだした。この状況になれば…。と沖田はサディストな笑みを浮べる。
「おい!!聞いてんのか総…んんっ!!」
急に口を塞がれた土方は、おどろきで目を見開いた。
沖田と視線が交わる。沖田は口を離すと、少し乱暴に土方を床に押し倒した。
「ちょっ…おい総悟!!」
「どうしやすか土方さん?どうしてもしてくれないなら今ここで土方さんいただいちゃいますぜィ?」
…卑怯である。
しかし、沖田は一度言いだしたら聞かない奴だ。土方もそれは知っている。
現に今も着ていた服を脱がしにかかっていた。
「チッ…分かったよ!!してやるから離せ!!」
土方は覚悟を決めてそう叫ぶ。と、沖田はパッと手を離して狙い通りだと笑みを零した。
その様子に土方は苛立ちを感じずにはいられなかったが、今はキスのことで頭を悩ませずにはいられなかった。
沖田は目を閉じて、キス待ってるし…。
土方は覚悟を決め、そっとキスをした。
……ほっべに。
後日談。
「土方さん!今日こそ口にチューさせてみせやす!」
「絶対やだーーーーーーー!!」
03:仕事熱心なあんた
(沖田視点セリフなし)
…またやってやがんぜィ。
夜遅くまで仕事やりやがって土方コノヤロー。
最近そればっかで俺にかまってくれないんでさァ。
俺ァ土方さんとあんなプレイやこんなプレイやりたいのに…。
随筆中
04:さぼってるから(俺に構いなせェ)
05:Please tell me?
06:死ぬときは共に
07:I like 土方 better than 近藤