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はおう著 ピクミンΧ - 〜赤ピクミン〜

📚 目次

1 その他 (1ページ)

2 cyaputer1 3度目の出会い (3ページ)

▶ 〜到達〜
└ 第1話
2
📍 〜赤ピクミン〜
└ 第2話
3
4

〜赤ピクミン〜

cyaputer1 3度目の出会い / 第2話
3/4 ページ

 探索二日目。

 オリマーは、今日は昨日、日没寸前に見たオニヨンを探すべく、ドル

フィン号から見て東へ向かっていた。ちなみに昨日の大草原へは、南へまっすぐだ。

「やはり、野生のピクミンは、夜になると勝手に避難するみたいだな。おっとオニヨンも生き物だったか」

 しばらく、歩くとオリマーの目の前には、大きな缶が倒れていたり、中央に小さな水溜りがありクローバーがあたりにちらほらと生えている土のフィールドだった。広さは、ドルフィン号を置いているエリアよりちょっと広い感じで、昨日の草原とは見かけも広さも違った。

 良く辺りを見合わせてみると、アカコチャッピーが誰かと戦っているのが解った

「!!あれは、赤ピクミン」

 そう戦っているのは、赤ピクミンだった、オリマーの位置からは5匹確認できた。

 戦っているのは4匹で、1匹は戦いの指示をしているような感じだった。あれは群れのリーダーなのだろうか。前に来た時は、5匹で力をあわせて戦っていたのに。

 やはりピクミンは、リーダーが居ないとうまくやっていけないのだろうか。オリマーは疑問に思っていた。

 アカコチャッピーは、体を振りピクミンを振り払う。リーダーのピクミンは振り払われたピクミン達を掛け声で集合させた。

 そして距離をとり、背後に回ってまたリーダーが掛け声を掛ける。同じ掛け声だが、ピクミン達には独特の聞こえ方があるのだろうとオリマーは思った。

 数秒後、特にオリマーが力を貸すことも無くアカコチャッピーは倒れた。そして驚いたのは次の瞬間である。なんと4匹のピクミンは倒したアカコチャッピーを運び始めた。リーダーのピクミンは、近くにあったペレット草を落とし運び出した。

 オリマーは、ついていけばオニヨンの場所がわかる。と思い黙って後ろを付いて行った。

 草むらを越えるとオニヨンが見えた。割と拠点からは離れていなかった。 そしてオニヨンの目の前には、座って休憩している5匹の赤ピクミンの

姿があった。

「5匹だけじゃなかったのか」

 ペレットとアカコチャッピーをオニヨンに入れると、5つの芽を吹き出した。オリマーは引き抜きたいと思ったが、ぐっと我慢した。 なぜなら、ピクミン達が自分たちで引き抜くと思ったからだ。

 芽が出てくると、さっきのリーダーピクミンが残りの9匹に集合かけた。するとピクミン達は自分たちの仲間を2匹ずつで協力して抜いていった。オリマーの予想通りだった、今までどうやってピクミンを増やしていたのか、引っこ抜いていたのか、謎が一気に解けてオリマーはとても嬉しそうな笑みを浮かべた。そして、全員引っこ抜いたことを確認すると、オリマーは笛を吹いた。

 そうすると15匹全員が集まってきた。やっぱり笛の音に反応するようだ。

「よし、1年ぶりにピクミンを扱う。ここら辺に生えているペレット草で腕慣らしでもするか」

 オリマーはあたりに生えているペレット草に次々とピクミンを当て、運んでいく。ちょっと高いところにある5ペレットもピクミンがいればらくらく運べる。

 今度は自分で引き抜き30匹までピクミンを増やすと、近くにあったボールに目を向けた。