アザラシちょのちゃんのだいぼうけん
あらすじ
初めて南極で越冬を経験したのが今から17年前のこと。観測隊は「先代しらせ」へ乗船して家族の見守る中、晴海ふ頭を出港していた時代。 越冬観測も終盤を迎えた頃のこと。輝きを強めた太陽のおかげで極寒から解き放たれた昭和基地の周りの海氷上では、ウエッデルアザラシの出産や子育ての姿を目の当たりにすることができました。当時3歳になった娘を妻にまかっせっきりで子育てに参戦しようにもできないダメダメ父親でさえ「アザラシの子育て」に触発されるところがあったのでしょう、まだインターネット普及前の当時、家族との更新手段であった「パケット通信のような電子メール」で南極から物語を何度かに分けて送信したのでした。 写真は自身の撮影のほか、観測隊員が撮影し共有していた写真を利用させていただいております。