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IS〜白き天使と赤き騎士〜 - 学年別トーナメント

学年別トーナメント

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席には各学年の生徒や各国の政府の人物やBSAA関係者で満員だった。

そして、モニターがトーナメント表に切り替わった。


第一戦


天海芽衣&シャルロット・デュノアVSラウラ・ボーデヴィッヒ&篠ノ乃箒


それを見た芽衣はシャルと作戦を練る。


「シャル、篠ノ乃さんを頼めるかな。ボーデヴィッヒさんは篠ノ乃さんを数に入れてないだろうし、速攻で潰そう。」

「うん、任せて。」

「そしてボーデヴィッヒさんに僕らのコンビネーションを見せてあげよう。」

「相変わらず仲がいいな。」

「全くだな。兄さんと同じくらいじゃないか?」


振り向くとレオンと千冬に酷似した少女・マドカがいた。

この二人はペアで動く事が多く、大統領の信頼も厚い。


「レオンさん!マドカも久しぶりだね!」

「ふ、そうだな。」


シャルの声にマドカは不敵に笑いながら答える。


「今日は大統領の護衛で来た。」

「そうですか。・・時間なので行って来ますね。」

「ああ。負けるなよ。」


芽衣たちは敬礼したあとアリーナへと向かう。

アリーナに四人が集まっていた。

四人とも既にISを展開している。


「貴様を倒す!そして教官の目を覚まし、ドイツに連れて帰る!」

「やってみなよ。出来るものならね。」


そしてブザーが響く。

作戦通りにシャルは箒の相手を務める。


「デュノアが相手か・・!覚悟!」

「バカ正直に突っ込むなんておかしいよ。」


箒はブレードを構えて真っ正面から突っ込み、シャルはシールドフラッシュを使う。

目眩ましを受け、箒は動きを止める。


「ぐあ!ひ、卑怯な・・!」

「わかってる?これは勝負なんだよ?目眩ましも立派な作戦だよ?」


箒に呆れるシャルはヒートショーテルで連続切りを行い、箒はあっという間に戦闘不能になる。


「泥棒猫が何でガンダムを使っているの!?ママ、どういうことなの!?」

「・・あの人め・・!私たちに内緒でガンダムを作ったようね・・!」


デュノア社社長となった本妻とその娘がシャルがサンドロックを使っていることに怒りを露にするが時は既に遅かった。

シャルの父親はデュノア社に残されたサンドロックに関するデータを全てコピーしたあと完全にハードやソフト、設備を破壊。

今サンドロックのコピーデータは父親が持っているため、作る事は不可能である。


「あっちは決着が着いたみたいだね。」

「ふん、あんなやつなど必要ない!」


芽衣はヒートロッドを振るいながらラウラに話しかける。

ラウラは芽衣の予想通り箒を頭数に入れていなかった。


「教えてあげるよ。この戦いはタッグマッチだということをね!」


芽衣はヒートロッドをシールドに収納、ビームソードを手にラウラに接近するがラウラはAICを展開して芽衣の動きを止める。

そしてレールキャノンの照準を合わせる。


「捉えたぞ、死ね!」

「だから言ってるよね、これはタッグマッチだって。・・シャル!」

「はああ!」


芽衣の呼び掛けに答えるようにシャルはヒートショーテル二振りとバックパック、シールドを合体させたクロスクラッシャーを構えて背後から急速接近。

そしてラウラを挟み込む。


「ぐわぁぁ!き、貴様・・!」

「油断大敵。僕も見るべきだったね!」


クロスクラッシャーに挟み込まれ、ラウラは身動きが取れずエネルギーがみるみる減っていく。


(負けるのか・・!嫌だ、我が隊に恥をかかせた天海芽衣、教官の汚点の織斑一夏をこの手で倒すまで負けるわけには・・!)


すると、どこからか声が聞こえてきた。


『力が欲しいか?願うか・・汝、自らの変革を望むか・・?より強い力を欲するか・・?』


(力を得られる?それを得られるなら、私など・・空っぽの私など、何から何までくれてやる!)


そして、ラウラはその声に向かって言った。


(力を・・比類なき最強を、唯一無二の絶対を・・私によこせ!)


その言葉と共に何かが動き出した。


「ああああっ!」

「わああ!」


突然ラウラが身を裂かんばかりの絶叫を発すると同時にシュヴァルツェア・レーゲンから激しい雷撃が放たれ、シャルは吹き飛ぶ。


「シャル、大丈夫?」

「うん、でも何が起こっているの?」


そしてラウラのISがドロドロと溶け、ラウラの全身を覆い、黒い全身装甲のISとなった。


「あの姿は・・。」

「織斑先生の暮桜・・。ということは・・。」

「・・VTシステムだね。間違いない。」

「それも連覇を成し遂げたピークのデータを使ってるね。」


芽衣とシャルは呟いた。

その姿はかつて千冬が使っていたIS・暮桜と似ていた。


『これは教官の・・フハハハ!私は教官になれたのか!』

「その偽りの力を手にして君は満足?」

「おめでたい頭をしてるね。」

『黙れ、貴様をバラバラにしてやる!』


ラウラの手元に千冬が使っていた剣、雪片に似た剣が現れた。


『これは教官の・・私はついに・・。』


恍惚の声を上げるラウラに芽衣はため息をつくと、エピオンを解除、頭の鈴を手に取る。


「今の君にエピオンはもったいない。君と僕の絶対的な力の差を見せてあげるよ。」

『IS無しで唯一絶対の力を手にした今の私に勝てると思っているのか!?』


ラウラは剣を振るうが芽衣はそれをたった三本の絃で受け止める。


「これが我が流派に伝わる絃術の一つ・・守の巻・第13番の6・・鼎絃の楯(ていげんのたて)」

「ば、バカな・・!ただの絃がなぜ切れない!?」


ラウラは力を籠めるがびくともしない。

その異様な光景に会場はざわめきを見せる。


「絃に気を流すことで絃が強化される・・。その切れ味は鉄をも切り裂く・・。」


芽衣は絃を巧みに操りラウラの攻撃を受け流していく。


「攻の巻・第36章の5・・流星。」

「ぐわぁぁ!」


芽衣は絃の束で一撃必殺のダメージを与える奥義・流星をラウラに当ててアリーナの壁に吹き飛ばす。


「ふん、所詮は人形でしかないか。」


白服を着た男がなにやらメダルを投げるとそれがラウラのISに吸い込まれる。


「あああ!」

「・・・!」


ラウラのISがさらに変化、ラビットヤミーへと変わる。

それと同時にコマンダードーパント、バッタヤミー、カマキリヤミー、フロッグファンガイアが入ってきた。


「好きに暴れろ。」


コマンダーは分身体の仮面兵士を大量に生み出して暴れさせる。


「させるかよ!」

『どうやら財団Xの仕業みたいだね。』

「キバって行くぜ!」

「はっ!」


そこへ仮面ライダーW・ルナトリガー、仮面ライダーキバが現れる。


「渡さんに翔太郎さんたち!」


さらにカブトも現れる。


「ここは俺たちに任せて早く逃げろ。」

「ごめん!」


芽衣とシャルはアリーナを後にする。


「くそ、マドカ!」

「わかってます!」


そしてレオンたちは仮面ライダーを援護するために行動開始。


「仮面ライダー!?」

「何でここに!?」

「都市伝説じゃなかったのか!?」


観客は怪人と仮面ライダーが目の前にいたことに驚く。


「それよりISはどうなっている!?」


その一方でこの騒ぎなのにISが出てこない事に不信感が募る。

少しして龍騎が合流。


「ここは・・。」

「短期決戦で行こう!」


カブトが左手を翳すとハイパーゼクターが現れ、それを掴み左腰に装着。


「ハイパーキャストオフ!」

(ハイパーキャストオフ)


ゼクターホーンを倒すと角が大型化、さらに胸部装甲が厚い物になる。


(チェンジハイパービートル)


これが神を越えたスピードを手にした仮面ライダーカブト・ハイパーフォーム。


龍騎はサバイブ・烈火のカードを手に取ると龍騎の周りに炎が現れ、デッキも黒から赤へと変化。

そしてドラグバイザーが進化したドラグバイザーツヴァイに変わり、口の銃口にカードをセット。


(サバイブ)


強化されたドラグランザーとオールラウンドに戦うことが出来る烈火の加護を受けた龍騎士・仮面ライダー龍騎サバイブ。

カブトはパーフェクトゼクターを手にコマンダー、龍騎はドラグバイザーツヴァイの先端から展開されるドラグブレードを手にラビットヤミーにそれぞれ立ち向かう。


「ボーデヴィッヒさんを返してもらうよ!」


龍騎はドラグブレードを居合いの構えで構え、ラビットの振り下ろしを避けて一閃を決める。

すると切れ目が入り、ラウラがずり落ちて来たので受け止める。


「仮面・・ライダー・・。」


ラウラは気絶、龍騎は安全な所へと運び、カードを取り出してセット。


(ストレンジベント)


カードが光り、もう一度そのカードをセット。


(コピーベント)


龍騎の右手にザビー、ドレイク、サソードゼクター付きのパーフェクトゼクターが現れ、二刀流でラビットに立ち向かう。


「全員下がれ!」


カブトはパーフェクトゼクターをガンモードに切り換えてボタンを押していく。


(カブト・ザビー・ドレイク・サソードパワー・オールゼクターコンバイン)


銃口にはエネルギーが渦を巻いている。

そしてトリガーを引く。


(マキシマムハイパーサイクロン)


ガンモードの必殺技・マキシマムハイパーサイクロンで射線上にいた仮面兵士とカマキリヤミーを巻き込んで倒した。


「ふむ、ここは退こう。」


そう言ってコマンダーは姿を消す。

Wはバッタヤミー、キバはフロッグファンガイアを撃破、龍騎は紫のボタンを押す。


(サソードパワー・ハイパースラッシュ)


「でぇい!」


サソードパワーで発動するハイパースラッシュをラビットヤミーに当て、爆散。

パーフェクトゼクターは砕けるように消える。


「ふぅ、終わったな。」

「早く離れようぜ。」

「待て。」


そこへ千冬率いる教師部隊が到着。


「これはこれはブリュンヒルデ。今さら何のようでここに?」

「先程の奴らについての情報が知りたい。一緒に来てもらおうか。」


千冬の言葉にカブトはパーフェクトゼクターを握る力を強くする。

そんなカブトの感情を理解したのか龍騎が答える。


「それは建前でしょう?僕らの力はあなたたちに取ってあってはならないもの。この力を委員会に解析されるのは困るんです。」

「あなたは教え子が危険な目にあっていたのに何をしていたのですか?」


龍騎に続いてキバが千冬に聞く。


「・・規約に乗っ取って観客を避難させていただけだ。」

「ほう、貴様はかつての教え子よりも権力に屈するか。避難は他の人たちに任せるという選択肢はなかったと。」

「黙れ!貴様らを拘束する!」


教師部隊は銃を構えるがカブトはパーフェクトゼクターの青のボタンを押す。


(ドレイクパワー・ハイパーシューティング)


カブトはドレイクパワーで発動するハイパーシューティングを放つ。

ゆっくりとした速さで千冬たちに向かっていくが途中でエネルギー弾が分裂、教師部隊に襲いかかる。


「うわぁ!」

「そ、そんな!」


攻撃を受けた教師部隊は千冬を除いてISが解除される。

カブトはパーフェクトゼクターのブレードモードを千冬に突き付ける。


「さて、残るはお前だけだが・・どうする?」

「・・・。」


千冬は勝ち目がないと判断、ブレードを下ろした。


「賢明な判断だ。」

「勝ち目のない戦いをしないその判断は優れたものですね。」


そう言ってカブトたちはその場を後にしようとするが突然銃撃がくる。

ビームが飛んできた方向を見るとダークカブトと龍騎に酷似した仮面ライダーリュウガがいた。


「ふふ、やっと会えたね。カブト。」

「あんたを倒させてもらうわよ!龍騎!」


ダークカブトはカブトに、リュウガは龍騎に襲いかかる。